名前・性別 | Sさん 男性 |
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年代(購入時) | 20代後半 |
職業・業種 | 情報通信業・SE |
雇用形態・年収 | 正社員・400~600万 |
家族構成 | 夫婦 |
勤務地・通勤時間 | 東京都千代田区・45分 |
社会人歴・転職回数 | 7年・0回 |
勤務先の社歴(ローン実行時) | 7年 |
物件所在地 | 東京都板橋区 |
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アクセス | 都営三田線/本蓮沼駅 3~4分 |
物件種別・間取り | 中古マンション・2LDK |
購入価格 頭金 |
2,600万円 200万円 |
住宅ローン | 全期間固定金利型(【フラット35】S)9割+変動金利(半年型)1割 |
住宅ローン 返済額 返済期間 |
月8万円(ボーナス払いなし) 35年 |
引越し前の所在地 | 東京都豊島区 |
購入前の家賃・間取り | 8万円 2K |
Sさんご夫婦はともに視覚障害があり「目が見えなくても自立して生きていけることを身をもって示したい」という想いがあったそうです。そんなお二人がどのようにマイホームを選んだのかお話を伺いました。
<前編>
マイホームを購入して新たな一歩を!
同棲を機に、豊島区千川のマンションに引っ越して5年ほど暮らしました。私はマイホームの購入に対してそこまで強い想いがなかったのですが、妻は前々から興味があったようです。また、洗濯機が外置きのこと、1階で虫が入りやすいことなど、賃貸住宅での暮らしに不満があったようです。
妻が30歳を目前に控えていたこともあり「マイホームを買うことが一つのけじめになるし、絆が深まるはず!」と説得され、住宅購入について考え始めるようになりました。
シミュレーションを元に予算を設定
そんな折、勤める会社の提携銀行が住宅ローン相談会を開催していたんです。そこで、もし住宅を購入するのならば、現在の年収をベースにどのくらいの住宅ローンを組むことができ、毎月どのくらいの支出になるのかシミュレーションをしてもらいました。検討をした結果、月々の家賃と変わらない返済額から逆算をして、2,500万円前後の物件を探すことに決めました。
家から駅までの道のりを重視
東京メトロ「永田町」駅近くにある職場まで1時間以内で通える立地を条件に、家探しを開始。新築マンションは明らかに予算オーバーでしたので、新耐震基準以降の中古物件を検討することにしました。
また、毎日通勤をするのに歩きづらいと負担になるので、「最寄り駅まで近く、歩きやすい道であること」「職場までの乗り換えがラクなこと」も大切な条件でした。具体的には「青信号になると音で知らせてくれる信号機が設置されている」「曲がり角が少ない」「ゆとりある道路幅」といった条件が揃う、歩きやすい道を希望していました。
夜道の歩きやすさなど治安も確認
前居で暮らしていたころ、公園の近くで夜中に若い人がたむろしていたり、突然バッグを引っ張られたりと、妻が怖い思いをしたことがありました。そのため、事前に「23区内で治安がいいエリアランキング」をチェック。前居よりも順位が高いエリアを選びました。また、夜の帰り道に少し不安があったので、仕事で遅くなっても人通りが絶えないところの方が、安心できると思いました。
対応が早く親切な不動産会社との出会い
インターネットで、「評判の良い不動産会社ランキング」を閲覧。都内の物件を扱う不動産会社のランキングに掲載されていた上位7〜8社にメールをしました。その中で、月島にある不動産会社さんがすぐに返信を下さったので、会社帰りに訪問。「見学をしませんか?」と誘ってくださり、日曜日に夫婦で見学へ出かけました。
営業担当者は女性だったのですが、とても親切。細やかな気遣いが感じられ、はじめから好感度が高かったですね。