【給料日はワインの日】Vol.3 11月は「ボジョレー・ヌーヴォー」を楽しもう!

もっとも04年を境に、ボジョレー・ヌーヴォーの輸入量は減少傾向にある。飲酒運転を防ぐためデパートや酒屋で試飲を行わなくなったことや、世界のいろいろなワインが生活に浸透してきたので「ワインといえばボジョレー」という時代ではなくなってきたことも影響しているのだろう。

とはいえ年に一度のワインのお祭りでもあり、ブルゴーニュワイン2019年ビンテージの予測にも役立つので、私たちもこの時期は必ずボジョレー・ヌーヴォーを飲むことにしている。ちなみにボジョレー・ヌーヴォーは、買ってからすぐ飲まなくてもいいが、フレッシュさが損なわれてしまうので、年内に飲みきってしまった方がいい。また通常赤ワインは、冷やしすぎると渋味がキツくなって口当たりが悪くなることがあるのだが、ボジョレーはガメイという渋味の少ない葡萄で、かつフルーティにつくられているので、10度~12度に冷やして飲むことをオススメする。スーパーで買ってきたら、小一時間冷蔵庫で冷やしておくくらいがちょうどいいと思う。料理を合わせるなら、一般の赤ワインのような肉系ではなく、生ハムとフルーツやフレッシュチーズなど、軽めオードブル系がオススメだ。

美味しいボジョレーと出合うコツ

最後に、美味しいボジョレーを飲みたい人のために、少しだけアドバイス。
ワインは葡萄がきちんと熟していて、しっかりと醸造されたものほど、アルコール度数が高くなる。ボジョレーの場合も、葡萄の成熟度、製造にかけた時間などが、ストレートにアルコール度数に反映されるはずだ。

ボジョレーのアルコール度数は12~13・5度くらいが目安だが、13度を超えたものは、果実味がリッチで飲み応えがある、と考えられる。お店で買うなら、ラベルの裏に書かれたアルコール度数をチェックしてから買ってみよう。
ネットで購入する場合は、アルコール度数まで分からないことが多い。そういう時は「ボジョレー・ヴィラージュ(Villages)・ヌーヴォー」と書かれたものを選ぶといい。ヴィラージュは、単なるボジョレーとラベルに書かれたものよりワンランク上のワインで、アルコール度数も高めで、果実味豊かなものが多い。

ブルゴーニュの名門ワイナリー、ルイ ジャド『ヌーヴォー』。ネット通販で約3,000円

ちなみに2019年ビンテージは雹などの影響で収穫量が2割ほど少なかったようだが、収穫直前に好天に恵まれたので、果実味豊かなワインになったと聞く。この機会にぜひ、フレッシュでフルーティなボジョレー・ヌーヴォーを味わってみてほしい。

(最終更新日:2019.12.26)
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