【茅ヶ崎】海の街のマフィン専門店「モモスイーツ チガサキ」

こんにちは！ 茅ヶ崎市在住の小野寺です。茅ヶ崎を訪れたらぜひ立ち寄ってほしいスポットを紹介します。

今回は茅ヶ崎の鉄砲道にある「MomoSweets Chigasaki（モモスイーツ チガサキ、以下モモスイーツ）」です。鉄砲道は茅ヶ崎の海側にあり、その道沿いには多くの人気店があります。その中でも特に人気が高いのがモモスイーツです。

モモスイーツはこちらのパワーあふれる外観が目印です。駐車場もあるので、車でも訪れやすいですよ。

おいしく熟成するマフィン

モモスイーツはマフィンの専門店です。小麦粉やバターは国産のみを使用し、塩やフルーツなども良いものだけを厳選して使っています。

この素材へのこだわりは設備にも表れています。モモスイーツの工房には冷凍庫が設置されていません。都度新鮮なものを仕入れて作っているので、冷凍保存する必要がないのです。

モモスイーツのマフィンは姫リンゴやブルーベリーなど、季節のフルーツと組み合わせた種類も豊富です。

一般的なマフィンは生地を作ったらすぐに焼きますが、モモスイーツは違います。一晩寝かして、生地が水分を吸収するまでじっくり待ち、それから焼き上げるのです。

そうして丁寧に作られたフィンはボリューム感があり、手に取ったときにドシっと重さを感じられます。焼き上がった後もその熟成は続いているので、買ってから2日ほど食べたい気持ちを我慢して待つと、さらにしっとりおいしく仕上がります。

モモスイーツのマフィンを手に入れるためには、週4日の営業日と開店時間を公式SNSで正確に把握する必要があります。なぜならば、開店して30分もすれば完売してしまうからです。

モモスイーツには行くたびに違うラインナップが並んでいます。これだけ素材にこだわり、手間ひまをかけた多様なマフィンが楽しめるお店はそうないでしょう。

海の街のマフィン屋さん

モモスイーツの店主がこちらの原桃子さんです。お店を訪れると、この最高の笑顔で迎えてくれます。

もともと東京のレストランで働いていた原さんは、あるとき海の家で働く機会がありました。そこでマフィンを焼いて出したところ、地元の人に「こんなにおいしいマフィンは初めて！」と感激されたそうです。

海の風を感じながら、自分が焼いたマフィンを喜んでもらえる感動を覚えた原さんは、海の家が解体された9月にはもう海の近くへの引っ越しを決めていました。

そうして、海の風が感じられる茅ヶ崎の鉄砲道でマフィンの野外販売を始めたのです。

モモスイーツは2年間の野外販売の後、同じ鉄砲道沿いに店舗を構えることになりました。販売スペースと工房の仕切りはガラス張りにし、野外販売と同じく垣根のないお店をイメージしています。

かつて原さんは武蔵野美術大学でデザインの勉強をしていました。そのため、店内に飾られた写真やPOP、チラシなど、細部までセンスが冴えわたっています。

モモスイーツは近い将来、キッチンカーを使った野外販売も計画しているそうです。素敵なデザインのキッチンカーと潮風に乗って、おいしいマフィンの香りが茅ヶ崎を包む日が来るのが楽しみでなりません。

ぜひモモスイーツで、自分が好きなマフィンを見つけて、外で食べてみてくださいね。

MomoSweets Chigasaki（モモスイーツ チガサキ）
住所：神奈川県茅ヶ崎市浜須賀6-10
電話：0467-91-4284
営業日時：週4日（SNSをチェックしてください）
駐車場：あり
Instagram：＠momosweets_chigasaki　
Twitter：@momonomuffin　

※記事に掲載した内容は取材日時点（2020年2月）の情報です。変更される場合がありますので、お出かけの際はホームページなどで最新情報の確認をお願いします

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