こんにちは! 平塚市のお隣、茅ヶ崎市在住の小野寺です。平塚を訪れたらぜひ立ち寄ってほしいスポットを紹介します。
今回は「八百屋コウタのフルーツスタンド」です。平塚駅北口から徒歩10分、商店街の中にあります。
その名の通り、八百屋さん直営のフルーツスタンドなので新鮮な野菜・果物をふんだんに使った商品が楽しめます。人気のお店ですので、ぜひチェックしてみてください!
地元の魅力たっぷりソフトクリームパフェ
まずは冒頭写真で紹介した「ソフトクリームパフェ」。平塚で育てられたイチゴが溢れるほど盛り付けられています。地元産なのでしっかり熟したタイミングで摘み取り、すぐに提供できるので、遠方で採れたイチゴとは新鮮さ・ジューシーさが違います。
このソフトクリームパフェの魅力は果物だけではありません。「フェリーナ」という最高級生クリームを使ったアイスがとにかくうまい! バニラソフトや生乳ソフトよりも濃厚で、でも後味はさっぱりしています。こちらも同じ平塚に本社がある守山乳業から、特別に直接仕入れをしているそうです。
ソフトクリームパフェの果物は季節によって変わります。イチゴは5月まで食べられるそうなので、地元の魅力がたっぷり詰まったソフトクリームパフェをぜひ味わってみてください。
八百屋の強みを活かす
「八百屋コウタのフルーツスタンド」にはいろんなスムージーやフレッシュジュースがあります。定番はグリーンスムージーで、豆乳に新鮮な小松菜、バナナ、リンゴが入っています。フルーツの甘味がきいていてとても飲みやすい!
こちらのお店では、スムージーのレシピを聞けばその場で教えてくれます。家でもつくれることを知ってもらい、歩いてすぐのところにある「八百屋コウタ」で野菜や果物を買ってもらいたいのだそうです。
お手頃価格でメニューが豊富なので、いろんな味をためしてぜひ自分のお気に入りを探してみてくださいね。
八百屋コウタは6年前にオープンした比較的新しいお店です。湘南エリアにある約30の農家さんと直接取引をしているので、地元湘南産の野菜・果物も多く扱っています。
「もっと地元の野菜や果物を食べてほしい」という、八百屋さんの熱意が感じられるお店がこの八百屋コウタであり、フルーツスタンドなのです。
フードロスをなくす企業努力
「八百屋コウタのフルーツスタンド」を運営している株式会社コウタの代表を務めるのが、大庭幸多さんです。山北町で生まれ、鉄道会社でサラリーマンをしてから、脱サラをして平塚で青果業に飛び込むというちょっと変わった経歴をお持ちの方です。
地場野菜に魅了された大庭さんは、平塚を中心とした湘南エリアの農家さんと親交を深めるようになります。
「平塚の農産物は、市内で消費できる生産量なんです。だから収穫量が多くても少なくても、仕入先の農家さんからは全部買い取らせてもらっているんですよ」
八百屋さんの商売としては、本当は数量を指定できた方が都合は良いはずです。しかし仕入先から農産物をすべて買い取ることで安心して農業を続けてもらい、売り方を工夫することでフードロスも出さないように企業努力をしているのです。
近隣の地域密着のスーパーとも連携して売場を増やして、飲食店の開拓にも力を注ぎます。そうやってフードロスを極力ゼロに近づけるための取り組みの一つが、フルーツスタンドなのです。
大庭さんはまだまだ次の展開も考えているそう。どんなチャレンジをするにせよ、きっと誰かのためになる取り組みになるでしょう。株式会社コウタはそんなことを期待させてもらえる素敵な会社なので、おいしいソフトクリームパフェを食べて応援したくなりました!
八百屋コウタのフルーツスタンド
住所:神奈川県平塚市宮松町6-14
TEL:0463-22-1183
営業時間:4~10月は10:00~18:00、11~3月は11:00~17:00
定休日:月曜
公式ページ:https://yaoyakouta-fruitstand.owst.jp/
Facebook:@yaoyakoutafruitstand
Instagram:@kouta_fruitstand
「ARUHIマガジン地域レポーター」とは?
家探しの参考になる街の情報を「そこに住む人」の目線で発信する、ARUHIマガジンのオフィシャルブロガー・ライター。地元で愛されるグルメや注目のお店をはじめ、とっておきの穴場や子連れお出かけスポットなど、知って得する情報を発信中!
平塚の地域レポーター記事はこちら
【平塚】創業70年。手づくりの味を守る、昔ながらの居酒屋「亀善」
【平塚】体の芯から温まる、無化調の本格スープカレー「ケムリカレー」
【平塚】シャキシャキレタスが主役の湘南タコス「サン・ミッシェル」
【平塚】鉄板焼き×日本酒×釜揚げうどんの専門店「もと」
【平塚】揚げたてモチモチの弦斎カレーパンが絶品「シャンパンベーカリー」