こんにちは! 平塚市のお隣、茅ヶ崎市在住の小野寺です。平塚を訪れたらぜひ立ち寄ってほしいスポットを紹介します。
今回は平塚駅よりバスで15分のところにあるパン屋さん「シャンパンベーカリー」です。駐車場が 22台もあるので、その大きさが想像できると思います。
それでは、いつもお客さんで賑わっているシャンパンベーカリーを紹介していきます。
カレーライスのようなカレーパン
まず冒頭に写真を載せたカレーパンについて。こちらは「弦斎カレーパン(税込200円)」という名物パンです。明治時代に村井弦斎が書いたベストセラー「食道楽」のレシピをもとにつくられました。
揚げたてのサクサク感と、生地のモチモチ感、中に詰まったカレーのほどよい辛さ、そしてアクセントとして福神漬けが入っていて、おいしい!
「弦斎カレーパン」は、平塚のまちおこしの一環で誕生しました。
明治~大正時代に小説家として活躍していた村井弦斎氏が、当時平塚に住んでいたそうです。数十年前、彼にちなんだ商品を地元のお店が作り、まちを盛り立てる活動がありました。
そこで当時の社長が「和風のカレーパンを作りたい」と考え、ひらめいたのが炊いたご飯をパン生地に入れてみることだったそうです。出来上がった生地がすごくモチモチになったので、そのレシピが採用になったとか。
そして「和風のカレーと言えばやはり福神漬けだろう」ということで、それも入れてみたら また大成功。こうして日本のカレーライスのようなカレーパンが完成したそうです。
「弦斎カレーパン」はカレーパングランプリで金賞を何度も獲るなど、そのクオリティはお墨付きです。
シャンパンベーカリーはフランスパンにも力を入れています。ハード系の「外はカリカリ・中はモチモチ」というパンを地域に浸透させていきたいそうです。
こちらのフランスパンは、「冷蔵の長時間熟成」と「自家製の乳酸菌」、そして「ルヴァン種」を使うことで香りとモチモチ食感を生み出しています。
おなじみのバケットやバタールもあれば、ベーコン・チーズを包んだ香ばしいチーズスティックも人気商品です。お店では焼きたてが用意されているので、ぜひ食べてみてくださいね。
焼きたて・揚げたてがモットー
こちらがシャンパンベーカリーを運営する高久製パン株式会社の代表、高久直樹さんです。いまでも現場に立ち、従業員の皆さんと一緒にパンを作っています。
もともと高久製パンは、大正時代に洋菓子屋さんとして創業しました。現在は学校給食に採用されるなど、地域に根ざしたパン屋さんを営んでいます。
「焼きたてをお客さまに召し上がっていただく、がお店のモットーなんです」という高久さんの言葉通り、シャンパンベーカリーはいつ行っても焼きたて・揚げたてのパンが並んでいます。
シャンパンベーカリーは8年前に平塚でオープンし、2019年には湘南台店もオープンしました。焼きたてのパンを食べてほしいという思いがあるため、これからも店舗を増やして近所にシャンパンベーカリーがある状態をつくっていきたいそうです。
3月には毎年創業祭が行われるので、この機会にぜひ行ってみてくださいね!
シャンパンベーカリー
住所:神奈川県平塚市桜ヶ丘4-46
TEL:050-3777-7600
営業時間:平日9:00~18:00、土・日曜、祝日7:00~18:00
定休日:火曜
公式ページ:http://www.takaku-pan.com/champagne.html
Facebook:https://www.facebook.com/Champagne-Bakery-268933203179312/
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