名前・性別 | Nさん 男性 |
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年代(購入時) | 30代前半 |
職業・業種 | 店舗運営・販売業 |
雇用形態・年収 | 正社員・400万円 |
家族構成 | 夫婦+子ども2人 |
勤務地・通勤時間 | 兵庫県神戸市・2時間 |
社会人歴・転職回数 | 10年・2回 |
勤務先の社歴(ローン実行時) | 6年 |
物件所在地 | 滋賀県大津市 |
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アクセス | JR琵琶湖線/石山駅 バス15~20分 |
物件種別・間取り | 新築注文戸建・3LDK |
購入価格 頭金 |
土地1,500万円+建物1,800万円 100万円 |
住宅ローン | 全期間固定金利型(【フラット35】)9割+変動金利(半年型)1割 |
住宅ローン 返済額 返済期間 |
月10万8,000円(ボーナス払いなし) 35年 |
引越し前の所在地 | 滋賀県大津市 |
購入前の家賃・間取り | 8万円 2LDK |
実家の近くで注文住宅を建てることになったNさん。ファイナンシャルプランナーである夫人の主導で設定した予算や、職業柄インテリアデザインに精通したNさんが理想を追い求めた家づくり、家具選びについて語っていただきました。
夫婦の出身地である滋賀県大津市での暮らし
私も妻も、滋賀県大津市の出身。元々暮らしていたマンションが“子ども不可”でしたので、長男が生まれたタイミングで大津市内の賃貸アパートへ引っ越しました。4年ほど暮らしましたが、それぞれの実家の中間に位置しているため行き来がしやすく、子育て環境が充実。徒歩圏内にスーパーや病院もある利便性と、集合住宅が立ち並ぶ閑静な住環境を両立しているエリアで暮らしやすかったですね。
快適な毎日でしたが、家賃を払い続けていることが勿体なく感じていました。また、子どもが小さなうちに、広い家でのびのびと遊ばせてあげたい気持ちもあり、マイホームの購入を考えるようになりました。
実家に近い立地にこだわり注文住宅を建てる
実家に近い立地を最優先に、家探しを開始。次に重視していたのは価格ですが、相場が分からなかったので、実際に家を建てた知り合いや友人にかかった費用を聞きました。35年かけて無理なく払えそうな金額を、ファイナンシャルプランナーの資格を持つ妻と相談。子育てにかかる費用を一緒に計算した結果、月々に無理なく支払える住宅ローン返済額は、11~12万円がマックスという結論に達しました。
始めはマンションを検討していたのですが、どこも手狭に感じましたね。また、当時私がインテリアコーディネイトの仕事に就いていました。自分が考えた間取りに、選び抜いた家具を配置してみたい気持ちもあり、注文住宅を建てることにしました。
実家の周辺を自分の足で歩き、条件に合う土地を発見
まずは、実家の周辺を自分たちで歩いて回り、良い土地がないか探しました。気になるところを見つけたら検討するというスタイルで2ヶ所見学。小学校や保育園、スーパーなどが近い土地を購入することになりました。全250区画ある大型分譲地のひとつで、そのうち10~20区画が200~300万円ほどディスカウントされていたんです。ちょうど実家に近い区画だったので、私たちにとっては願ったり叶ったりでしたね。
建築条件付きの土地でしたので、自動的にハウスメーカーも決定。「リビングを広くとりたい」「吹き抜けが欲しい」「指定した位置に家具を置けるようにして欲しい」といった要望を予算内で叶えてくれることを事前に確認できましたので、そのままお願いすることにしました。
販売会社のお薦めに従って金融機関を決定
住宅ローンの借入先は、販売会社さんにおまかせ。ご紹介いただいたアルヒ株式会社で審査が通りましたので、そのままお願いしました。
借り入れから2年半ほどの月日が経ち、その間にはマイナス金利政策の導入が決定。借り入れ当時と比べてだいぶ金利が下がっています。仕事柄、銀行さんとやりとりをすることが多いのですが、借り換えを薦められることが増えてきました。今はまだ、ぼんやりと考えているだけなのですが、「将来的には借り換えを検討すべきなのかな?」と考えています。
間取りにも家具にもこだわり抜いたマイホーム
新居は3LDK。外観も室内も直線的なデザインで揃え、家中のイメージを統一しました。一番のこだわりは、リビングの中に吹き抜けとスケルトン階段を作ったこと。仕事柄、たくさんの方のご自宅を見てきましたが、明るく開放的で空間が広く見えると感じていました。自分好みのインテリアともマッチしそうなので、どうしても取り入れたかったんです。階段の上部には正方形の大きな窓を設け、昼間は自然光をリビングに取り入れることができます。
家具はデザインが優れたものを選びましたが、息子たちが汚してもすぐに拭き取れるよう配慮して樹脂製がメインです。子ども部屋の壁紙も、落書きやいたずらをしても原状回復がしやすい壁紙を張りました。木部は汚れたら削ればいいと思っています。自分たちらしい部屋を作っていって欲しいですね。
家族の絆を育む、愛着ある住まいが完成
新居に引っ越して以来、リビングに家族全員が集まるようになりました。自然と会話も増えた気がします。「これから家を建てたい」と話す友人や知人が遊びに来て、家づくりや家具選びの参考にしてくれることも多いですね。我が家で過ごす時間を楽しんでくれていると思うと、嬉しくなります。
マイホームを建てたことで、「自分たちの家」という気持ちが強まり、愛着が日に日に増しています。「家をきれいにしたい」「大切に住み続けたい」という想いがベースにあると、何をするにも遣り甲斐があって、毎日が楽しいですね。
(最終更新日:2019.10.05)