【東京都稲城市・注文住宅】変形地の個性を活かしたプランニング、収納も充実の新築戸建てを建てたOさん

■プロフィール
名前・性別 Oさん 男性
年代(購入時) 30代前半
職業・業種 営業職・サービス業
雇用形態・年収 正社員・800万円
家族構成 夫婦+子ども2人
勤務地・通勤時間 東京都新宿区・50分
社会人歴・転職回数 10年・なし
勤務先の社歴(ローン実行時) 10年
■購入物件情報
物件所在地 東京都稲城市
アクセス 京王線/稲城駅 7分
物件種別・間取り 新築注文戸建・4LDK
購入価格
頭金
土地2,800万円+建物3,800万円+外構300万円
2,000万円
住宅ローン 全期間固定金利型(【フラット35】S)
住宅ローン 返済額
返済期間
約月12万円(ボーナス払いなし)
35年
引越し前の所在地 東京都稲城市
購入前の家賃・間取り 3LDK

将来の子育てを見据え、注文住宅を建てる道を選びました。土地探しから始まり、同時並行で行ったハウスメーカー選び、家づくりに至るまで語っていただきました。

夫婦ともに“戸建て暮らし”を希望

元々は、京王線「稲城」駅から徒歩3分ほどのマンションで暮らしていました。前居は3LDKと十分な広さがあり、住み心地も良かったですね。しかし、いずれは戸建てを持ちたいという気持ちが夫婦ともにあり、また子どもにはふるさとというものを感じて大きくなってほしいと思い、早めにマイホームを購入しようと考えました。

稲城市内・駅近を条件に家探しを開始

こちらの土地に暮らすまで、稲城市には全く縁がありませんでした。しかし、実際に暮らしてみてとても良い場所だと思いました。公園が多くて、子育てもしやすい印象です。ご近所さんの友人が増えていたこともあり、稲城市内で探すことにしました。新宿まで電車通勤をするため、最寄り駅まであまり遠くないことも重視していましたね。
購入予算は、自分たちで出せる頭金と住宅ローン返済額を念頭に、インターネットでシミュレーションを行った結果、6,000万円程度なら返済できそうだと思いました。妻がしっかりと貯蓄をしてくれていたおかげで、2,000万円の頭金を用意することができました。

2階の廊下には、壁一面の収納を造作。「衣類や季節行事で使うものなどをしまっています」
2階の廊下には、壁一面の収納を造作。「衣類や季節行事で使うものなどをしまっています」

土地探しと同時並行でハウスメーカーを検討

当初はマンションや建売住宅など、様々な選択肢を考えました。しかし、夫婦ともに戸建てで育ちましたので、一軒家で暮らしたい思いが強かったですね。将来的に子どもが3人くらい欲しいと思っていましたので、建売住宅では部屋数が足りそうになく、必然的に注文住宅を建てることになりました。
購入した土地は、京王線「稲城」駅に近く、2区画同時に売り出されていました。そのうちの1区画は三角の土地形状だったため、坪単価が10万円ほど安い価格設定でした。土地代を少しでも浮かすために安い方を選び、100万円少々の値下げ交渉も実って購入を決めました。
ハウスメーカーは、住宅展示場などを訪問して検討し、最終的には、以前親戚が建てた大手メーカーを選びました。親戚からの紹介ということで、申し込めば親戚に紹介金が入るため(笑)、元々有力候補の一つだったんです。購入した土地の地盤があまり強くないと聞いていましたので、地盤改良をしっかりとしてくれるメーカーが希望でしたが、返答が一番しっかりしていたことも大きく、「ここならお任せできる」と感じました。

三角形の敷地形状に合わせつつ、南面にたくさんの窓設けた外観。自然光をいっぱいに取り込める。「外壁は30〜40cm角のサンプルを見て検討。白いものをチョイスしたつもりでしたが、全面に張ってみると思ったほど白くなかったかもしれません」
三角形の敷地形状に合わせつつ、南面にたくさんの窓設けた外観。自然光をいっぱいに取り込める。「外壁は30〜40cm角のサンプルを見て検討。白いものをチョイスしたつもりでしたが、全面に張ってみると思ったほど白くなかったかもしれません」

諸経費負担や知人の体験談を参考に借入先を選択

住宅ローンに関しては、ハウスメーカーから紹介を受けた地方銀行やネットバンクなどを検討しました。各金融機関ともに変動金利か10年固定金利をお薦めされましたが、借入期間中ずっと金利が変わらない【フラット35】が気になっていました。そのことをハウスメーカーに伝えたところ、アルヒ株式会社も紹介していただきました。
各金融機関ともに審査が通って迷いましたが、手数料など諸費用も加味した上で金額的に魅力があったこと、アルヒさんで住宅ローンを組んだ知人から「手続きが簡単だった」と聞いたことから、アルヒさんでお願いすることに決めました。
今後は、繰り上げ返済ができればいいなと思っています。低金利のこの頃は借り換えも頭をよぎりますが、手数料などを考えると様子見です。現在働いている会社が60歳が定年予定ですので、それまでに完済できるといいですね。

キッチンは、パントリーや棚を設けて収納力をアップ。「妻の要望で、シンクやコンロがリビング側から見えない作りにこだわりました」
キッチンは、パントリーや棚を設けて収納力をアップ。「妻の要望で、シンクやコンロがリビング側から見えない作りにこだわりました」

収納充実で暮らしやすく、壁紙で遊び心をプラス

荷物がたくさんあるので、新居は収納スペースをあちこちに設けました。玄関の左手にはシューズインクローゼットを提案してもらい、三輪車やベビーカーを収納。キッチンにはパントリーを作り、2階の廊下にも壁一面の収納があるので、物を表に出さずすっきりと暮らせます。
デザインは、内装の壁の色をあちこち変えることでアクセントを付けました。例えば玄関横の壁は薄いブルーでさわやかな雰囲気に、トイレは妻の希望で華やかな花柄に、寝室は落ち着くように薄いグリーンの壁紙を取り入れました。たくさんのサンプルの中から、相談をしながら選んでいます。

2階には寝室と子ども部屋を設けました。「前居のマンションでは音の問題に気を遣っていましたが、現在は子どもが走り回っても、大声を出しても気になりません。一戸建てはやっぱりいいですね」
2階には寝室と子ども部屋を設けました。「前居のマンションでは音の問題に気を遣っていましたが、現在は子どもが走り回っても、大声を出しても気になりません。一戸建てはやっぱりいいですね」

変形地でも無駄のない間取りで快適な暮らしを実現

三角形の土地を購入したため、駐車場を含めて無駄なくスペースを使い、住みやすい間取りにすることが課題でした。裏手の住戸と視線がかち合わないような窓の配置もポイントでしたね。間取りは4LDKで、リビングダイニングは日当たりが抜群で、家族で寛げる場所になっています。
月に数回は友人が遊びに来てくれますが、「戸建てっていいね」と言ってもらえることが多いです。とても快適に暮らしていますので、子どもが大きくなっても、リビングに家族で集まれるような環境を維持したいですね。

変形したリビングダイニングは、真四角の居室と比べて角が多い作り。「家具のレイアウトを提案していただいたので違和感のない空間にできました。快適に過ごしています」
変形したリビングダイニングは、真四角の居室と比べて角が多い作り。「家具のレイアウトを提案していただいたので違和感のない空間にできました。快適に過ごしています」
(最終更新日:2019.10.05)
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