「女性の復職に関する調査」を実施。育児休暇後に復職した人の4割が転職を経験。

エンジニア人材サービスのVSNは、出産を経て「復職」経験のある全国の10~40代の女性を対象に、復職に関する調査を実施した。

「出産~育児休暇〜復職後、転職した経験がありますか」という質問では、「ある」と答えた人は全体の39.5%だった。その理由は、「働きづらくなった」「仕事と育児の両立ができなくなった」「休職前のような働き方ができなくなった」などがあがった。また、復職後、「自身の希望通りの条件や環境で働けていると感じていますか」という質問では、62.3%が「働けている」と回答。さらに「育児をしながら働くうえで必要だと感じたもの」についての調査では、「幅広い人間関係」「コミュニケーションスキル」「専門能力」などが上位にあがった。

「復職後、収入はどうなりましたか」という質問では、以前よりも「下がった」と答えた人が57.9%で、時短などによって「下がった」という回答が約6割という結果になった。年代別で比較すると、20代の70%は収入が下がっており、30代は57.9%、40代は49.2%と世代によって差があることも分かった。

「復職後、現在は時短で働いていますか」という質問には、全体の約半数の45.1%が「はい」と回答。また、管理職として働いている人は2割に満たない結果となった。上司には男性・女性のどちらが好ましいかを聞いたところ「どちらでもいい」が47.2%で最も多く、性別はあまり関係していないことが分かる結果となった。

調査結果の内容についてはこちら【http://www.vsn.co.jp/news/20160914.html

■調査概要
□調査方法:インターネット調査
□調査地域:全国
□調査対象:出産を経て復職経験のある10~40代の女性 計871名
□有効回答数:合計871サンプル
□調査日時:2016年9月6日(火)~9月8日(木)

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(最終更新日:2019.10.05)