「家」をテーマにニーズや理想を調査。世界各都市と東京の比較レポート。

スウェーデン発のホームファニッシングカンパニーであるイケアの日本法人イケア・ジャパンは、ストックホルム、ニューヨーク、ロンドン、パリ、ベルリン、ムンバイ、上海、モスクワ、チューリッヒ、マドリッド、トロント、シドニー、東京の13都市で「Life at Home Report」というインターネット調査を実施した。

「Life at Home Report」は、2015年から実施している家に関する調査で今回が第三弾となる。2015年は「1日のスタート」を、2016年は「食」を取り巻く人々のライフスタイルについて調査を実施。2017年度に向けた今回の調査では、「家」をテーマに人々の生活に対するニーズや理想についてアンケートが行われた。(東京の調査は、2016年度に次いで2回目)

結果を見ると、「人生幸福度」と「家に対する満足度」については、東京が最も低かった。各都市で、「理想の家」の条件は異なっているが、東京は「安全性」と「温かみ」が上位にランクインしている。「家」を実感する過ごし方についても各国で異なるが、東京は「好きな料理をつくる」が1位となった。

家を構成する4つの要素「関係性」「物」「空間」「場所」の調査も実施された。「関係性」について、東京の人は家の中でも一人の時間を大切にするという結果になった。家の雰囲気が家族の関係性に影響するという傾向にあることも分かった。「物」については、片づいた部屋が快適さの鍵になっており、56%が家の中の物を減らしたいと回答した。続いて「空間」については、「家の香り」が家での快適さに影響するという結果になった。「場所」については、東京の人にとって家が最も落ち着く場所で、隣人関係は意識しない傾向にあることが分かった。

詳細はこちらで確認できる【http://lifeathome.ikea.com/home/

■調査概要
□調査実施時期:2016年5月13日(金)~20日(金)
 ※東京のみ。他都市は4〜5月に実施。
□サンプル数:12都市12,670人/東京1,037人
 ※各グラフでは、東京とその他全体都市を比較
□調査対象都市:東京、ストックホルム、ニューヨーク、ロンドン、パリ、ベルリン、ムンバイ、上海、モスクワ、チューリッヒ、マドリッド、トロント、シドニー
調査対象者:18歳~80歳の男女

(最終更新日:2019.10.05)
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