名前・性別 | Aさん 男性 |
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年代(購入時) | 30代前半 |
職業・業種 | 会社役員・飲食業経営 |
雇用形態・年収 | 役員・400~600万 |
家族構成 | 夫婦+子ども1人 |
勤務地・通勤時間 | 東京都豊島区・50分 |
社会人歴・転職回数 | 11年・5回 |
勤務先の社歴(ローン実行時) | 1年 |
物件所在地 | 東京都練馬区 |
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アクセス | 西武池袋線/大泉学園駅 20分 |
物件種別・間取り | 新築戸建て・3LDK |
購入価格 頭金 |
3,800万円 10万円 |
住宅ローン | 全期間固定金利型(【フラット35】S)9割+変動金利(半年型)1割 |
住宅ローン 返済額 返済期間 |
月約13万円(ボーナス払いなし) 35年 |
引越し前の所在地 | 東京都練馬区 |
購入前の家賃・間取り | 11万円(別途駐車場1万円) 3DK |
かつてはマイホームの購入を「まったく考えていなかった」というAさんは、お子様の誕生をきっかけとして、新居を探し始めることに。賃貸住宅も含めて検討を進める中で、様々な住まいや人との出会いがありました。
<前編>
広いのに手狭だった賃貸アパート生活
結婚後、都営大江戸線 練馬春日町駅から徒歩10分弱のアパートで4年近く暮らしました。実家まで自転車で10分少々で行けましたし、住環境に不満はありませんでした。
3DKと部屋数も十分あったのですが、うち1部屋は5台の自転車や、スキー・スノーボードの板、キャンプ道具、カヤックのパドルなど、夫婦共通の趣味であるアウトドア用品でいっぱい。息子が生まれると手狭になり、引っ越しが必要だと感じました。
「生涯賃貸」から一転
当初はマイホームを購入する気がなく「生涯、賃貸でいいかな」と思っていたくらいでした(笑)。ライフスタイルの変化や周辺環境に合わせて引っ越せる方が気軽でしたし、マイホームを買うことが、すごく大それたことに感じたんです。
そこで、賃貸マンションを探していたのですが、当時暮らしていた間取りよりもゆったりと暮らせる物件を探そうとすると、今までの家賃では足りません。23区を出て郊外で暮らすか、家賃の予算を上げるしかありませんでした。
そんな時に、不動産会社や銀行の方に話を伺う機会に恵まれました。いろいろ教えていただく中で、現在の家賃と同等の額を毎月返済すれば、都内でマイホームが買えそうだということが分かってきたんです。「子どもに何か遺してあげたい」という想いもあり、マイホームに向けて気持ちが傾きました。
戸建てかマンションか
マンションは、駐車場や修繕積立費用など月々の出費がかさむことから二の足を踏み、早い段階で戸建てに照準を絞りました。
夫婦ともに戸建て育ちのため暮らし慣れていたこと、土地付きの一軒家を買っておいた方が、万が一の際にも担保となるのではないかとも思いました。私の両親も、理由は分かりませんが「買うなら戸建てに限る」と連呼していましたね。育ってきた環境も大きかった気がします。
子育て環境を重視した家探し
はじめに見学したのが、東京都板橋区の物件。価格的にはちょうど良かったのですが、家の目の前が幹線道路で子育て環境としては疑問が残りました。見晴らしもあまりよくなかったため、「無理をして買う必要はないかな」と思っていたところで売れてしまいました。
次に見学したのが、東京都西東京市・保谷の物件。3,800万程度で4LDK、駐車場付きと割安の物件で期待していたのですが、いざ現地へ足を運ぶと、家の真横に高圧線がそびえていたんです。気にしない方にとっては些細なことだと思うのですが、家の内装よりも周辺環境を重視していた私にとって、安心して子育てができる環境とは言えませんでした。
大泉学園エリアの物件を購入
「できれば23区内で暮らしたい」という想いと予算の兼ね合いで悩みながら、インターネットで情報収集を続けていました。そんな時に発見したのが、大泉学園エリアの物件。以前暮らしたことがあり、治安が良く公園が多い、子育てにはぴったりの環境だと知っていました。
しかも、私の勤務地が池袋なので、西武池袋線「大泉学園」駅から乗り換えなしで通えます。大泉学園町は東京都と埼玉県の県境に位置するのですが、土地を売却する際の資産価値や、子育てに関する手当てが充実していることを考え、練馬区アドレスの物件を購入しました。
(最終更新日:2019.10.05)