【埼玉県加須市・注文住宅】実家の土地にこだわりの家づくり。家族の時間が増えたと語るAさん~後編~

■プロフィール
名前・性別 Aさん 男性
年代(購入時) 30代前半
職業・業種 事務職・金融
雇用形態・年収 正社員・600~800万
家族構成 夫婦+子ども2人(長男4歳・長女3歳)
勤務地・通勤時間 東京都千代田区・1時間30分
社会人歴・転職回数 7年・0回
勤務先の社歴(ローン実行時) 7年
■購入物件情報
物件所在地 埼玉県加須市
アクセス 東武伊勢崎線/加須駅 30分(自転車10分)
物件種別・間取り 注文住宅・3LDK
購入価格
頭金
約3,500万円
100万円
住宅ローン 全期間固定金利型(【フラット35】S)9割+変動金利(半年型)1割
住宅ローン 返済額
返済期間
月約10万円(ボーナス払いなし)
35年(変動分は30年)
引越し前の所在地 東京都大田区
購入前の家賃・間取り 約12万円 1LDK

住み心地が良く、子育てもしやすい住まいを求めてマイホームを考えたAさん。考えた末に行き着いたのは「実家の土地に家を建てる」という選択でした。

<後編>

―――ご実家の土地を譲り受け、注文住宅を建てることにしたA さん。おしゃれなデザインと子育てのしやすさを両立した、こだわりの家づくりを語っていただきました。

コスト調整をしながらの家づくり

特に試算をした訳ではないのですが、家づくりの予算は3,000万円程度かなと考えていました。でも、壁をクロスから塗装仕上げにしたり、キッチンに食洗機など設備をプラスしたり、子どもの落下防止を兼ねて回廊にガラスを設置したり、デッキを設置したり……。

いろいろ欲張ってしまい、当初の予定よりも費用がかかってしまいました。一時期は1,000万円ほどオーバーしていたのですが、「さすがにかけ過ぎだな」と思い、2階奥の居室を塗装からクロスに戻したり、最新のタンクレストイレからグレードを落としたり、コストを調整。最終的には500万円ほどのプラスに落ち着きました。

住宅ローンは手数料を重視

住宅ローンは金利上昇の不安がない、固定金利しか考えていませんでした。インターネットなどで調べて数社を比較し、私が調べた中では一番手数料の安かった会社がアルヒ株式会社でした。当時の住まいから近かったARUHI 川崎店でシミュレーションを実施。家づくりにかかる金額が確定しない段階で審査をしてもらった後、金額が上がってしまったので、結局3回も審査をし直すことに。その度に、快く対応していただきました。【フラット35】Sに対応可能だと教えていただき、優遇金利を適用できたことも有り難かったです。

最終段階で携帯電話の端末代の残債確認などがあり、少しバタバタしましたが、大きな問題もなく住宅ローンを組めました。今までの家賃より少ない月額で無理なく返済できています。

和室の小上がりは夫人の希望。「ごろ寝スペースとして作って貰ったのですが、子どもが歌ったり踊ったり、ステージ化していますね」
和室の小上がりは夫人の希望。「ごろ寝スペースとして作って貰ったのですが、子どもが歌ったり踊ったり、ステージ化していますね」

家族が繋がる明るい家

LDKを1階、個々の居室を2階にレイアウトしました。明るい2階をリビングにする案も出たのですが、子どもたちが大きくなってもコミュニケーションが取りやすい間取りにこだわっていましたので、吹き抜けのリビング階段を通って個々の居室へ行く生活動線を作りました。また、前居が暗かったので、「明るい家にしたい」という気持ちも強かったです。吹き抜けや大きな窓、LDKと繋がるウッドデッキの設置など、自然光を家の中に入れつつ開放的に暮らせるようにデザインしてもらいました。

階段上には「空が見たい」という想いから大きな窓を設けた。同じくリクエストを出した稲妻階段が、空間のアクセントになっている。
階段上には「空が見たい」という想いから大きな窓を設けた。同じくリクエストを出した稲妻階段が、空間のアクセントになっている。

デザインも機能も充実のキッチン

キッチンは当初、オールステンレスの商品を考えていたのですが、建築会社がお薦めするメーカーのキッチンも見学。私たちの家に合う白のすっきりとしたデザインが気に入り、金額は倍になってしまったのですが採用しました。見た目が良いだけでなく掃除もラクですし、奥行きのある収納スペースが充実。ドイツ製の食洗機も設置し、大活躍しています。コンロも掃除のしやすさとシンプルなデザインを重視してIHを採用。前居でも使用していたので使い慣れていますし、とても便利です。

キッチンの背面には、引き戸ですっきりと食器類をしまえる収納をオーダー。いつでもきれいな状態を保てる。
キッチンの背面には、引き戸ですっきりと食器類をしまえる収納をオーダー。いつでもきれいな状態を保てる。

家族間の交流が活発に

実家がすぐそこなので、土日はほぼ毎週遊びに行き、ご飯をご馳走になっています。子どもたちは毎朝、実家へ遊びに行けて嬉しそうです。両親もいつもニコニコしているので、きっと喜んでくれていると思います。

アパートでは近隣に迷惑がかからないか心配でくつろげず、昼は子育て支援センターなどへ遊びに連れ出すことが多かったのですが、今はいくら音を立てても気になりません。庭もあるので思う存分遊べますし、暖かい日は外で食事も楽しんでいます。最近は家で過ごす時間が増えました。妻も毎週、子どもたちと羽生市の実家へ遊びに行けるようになり、充実した休日を過ごせているようです。私の通勤時間は圧倒的に長くなりましたが、「読書がはかどる」と前向きに捉えています(笑)。

ダイニングテーブルやチェアなどの家具はほとんど、前居でも愛用していたもの。ダイニングの照明、青山のショップを巡ったり、インターネットや雑誌に目を通したりして探したもの。「シンプルで気に入っています」
ダイニングテーブルやチェアなどの家具はほとんど、前居でも愛用していたもの。ダイニングの照明、青山のショップを巡ったり、インターネットや雑誌に目を通したりして探したもの。「シンプルで気に入っています」

(前編はこちら)デザインにこだわり、実家の土地に新居を建築>>

(最終更新日:2019.10.05)
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