【東京都品川区・新築戸建て】デザインも間取りもカスタマイズした我が家で暮らすMさん~前編~

■プロフィール
名前・性別 Mさん 男性
年代(購入時) 30代前半
職業・業種 公務員
雇用形態・年収 正社員・400~600万
家族構成 夫婦+子ども2人
勤務地・通勤時間 東京都品川区・30分
社会人歴・転職回数 14年・1回
勤務先の社歴(ローン実行時) 3年
■購入物件情報
物件所在地 東京都品川区
アクセス 都営浅草線/馬込駅・JR横須賀線/西大井駅 各10分
物件種別・間取り 建売戸建て・3LDK
購入価格
頭金
3,820万円
300万円
住宅ローン 全期間固定金利型(【フラット35】S)
住宅ローン 返済額
返済期間
月7.5万円(ボーナス払いあり・約20万円)
35年
引越し前の所在地 東京都品川区
購入前の家賃・間取り 3万円 3DK

Mさんは、家族が快適に暮らせる住環境を求めてマイホームの購入を決意しました。「品川区の新築戸建て」にこだわった理由と、購入後の暮らしまでを追いました。

<前編>

家賃が魅力の区営住宅に3年

都内のマンションや祖父が経営する品川区内のアパートでの生活を経て、区営住宅に当選。3年ほど暮らしていました。実家に近く、ご近所さんは良い人ばかりで、環境としては気に入っていました。家賃も3万円と手頃だったのですが、築40年近くの古い家だったので湿気が酷く、カビも発生。当時専業主婦で、家にいる時間が長かった妻は、かなり不満だったようです。

現在築3年のM邸だが、ソファは既に引っ越してから2代目に買い替えたそう。「次こそは、大事に使い続けたいです(笑)」
現在築3年のM邸だが、ソファは既に引っ越してから2代目に買い替えたそう。「次こそは、大事に使い続けたいです(笑)」

“キレイ”な新築戸建てにこだわって

マイホームは兼ねてから私の夢で、新築の戸建てをイメージしていました。妻は「広くなくてもいいから、キレイなところで暮らしたい」と話していましたし、子どもが成長するにつれてやんちゃになり、家の中でも大きな音を立ててしまいがちなことも気になっていました。自然とマイホームの購入に気持ちが傾き、「長女の小学校入学までに購入したい」と思うようになりましたね。

外壁はダークブラウンとホワイトのサイディングを張り分けて、屋根は深緑色に。オリジナリティのある外観に仕上げた。
外壁はダークブラウンとホワイトのサイディングを張り分けて、屋根は深緑色に。オリジナリティのある外観に仕上げた。

品川アドレスを重視

品川区のウリは「どこで暮らしても、駅から徒歩15分以内であること」「子育て環境が充実していること」の2点だと思っています。利便性も子育て環境も優れた品川区内で暮らすことに、こだわりがありました。すぐにでもマイホームを購入できれば良かったのですが、当時の年収は300万円台。品川区内で買えそうな物件は中古マンションくらいでした。戸建てへの想いが強かったので、買える物件が見つかるまでもう少し探してみることにしました。

夫人の希望で作られた出窓は、余った木材が使われているそう。お気に入りのカーテンを付けたり、子どもの写真を飾ったり、季節ごとのしつらえも楽しんでいる。
夫人の希望で作られた出窓は、余った木材が使われているそう。お気に入りのカーテンを付けたり、子どもの写真を飾ったり、季節ごとのしつらえも楽しんでいる。

狙うは地域密着型の不動産屋!

漠然と、「大手はあまり割引をしてもらえない」のいうイメージがあり、地域密着の小さな不動産会社を探しました。「仲介手数料全て半額」の張り紙に惹かれた小さな店舗に入ったのが始まりでしたね。
戸建てを購入できるだけの金額を用意できるのか不安な状況でしたが、諦めたくないという想いを伝えました。すると、その不動産会社が直接手掛けている物件を紹介してくれました。しかも直接取引なので仲介手数料はゼロ。さらに、建売住宅ながら間取りもデザインもセミオーダーが可能な物件で、かつ妻の実家まで乗り換えなしで行ける立地であったところが魅力的に感じました。

Mさんの希望でシーリングファンライトを設置。「余った木で下地補強をしてもらいました。冷暖房効率が上がったと思うのですが、妻はあまり使ってくれません(笑)」
Mさんの希望でシーリングファンライトを設置。「余った木で下地補強をしてもらいました。冷暖房効率が上がったと思うのですが、妻はあまり使ってくれません(笑)」

価格のメリットが大きい旗竿地

当初の販売価格は、3,980万円。このエリアの相場からするとかなり割安です。旗竿地で近隣の家と密接しているため、日当たりに若干不安があるという話を聞きましたが、「仲介手数料ゼロ」「セミオーダー可」「立地」などの条件を鑑みると、私にとってはメリットの方が遥かに大きかったです。

同時期に隣の家も販売していたのですが、デザインも間取りも選ぶことができない完全なる建売住宅でした。収納などの設備は最小限に抑えられ、デザインもシンプル。自分たちは、建売住宅としての販売前に申し込めたおかげで、前もってたくさんの希望を反映させることができたので「良い買い物ができたな」と思っています。

【後編はこちら】固定金利の安心感に惹かれてフラット35を検討>>

(最終更新日:2019.10.05)
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