【本当に住みやすい街大賞2023 in宮城】第9位 愛子:生活利便性とコスパ住宅に子育て世帯が熱視線、成長を続ける仙台市青葉区のニュータウン

「ARUHI presents 本当に住みやすい街大賞」とは、理想ではなく、実際にその地域で“生活する”という視点から、「発展性」「住環境」「交通の利便性」「コストパフォーマンス」「教育・文化環境」の5つの基準を設定し、住宅ローン専門金融機関であるアルヒ株式会社の膨大なデータをもとに、住宅や不動産の専門家が参画する選定委員会による公平な審査のもと「本当に住みやすい街」を選定したランキングです。
今回は2023年9月に実施した「本当に住みやすい街大賞2023 in宮城」にランクインした街について、それぞれどのような点が評価されているのか詳しく紹介します。

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愛子ってどんな街?

仙台市青葉区のほぼ中央部に位置する「愛子駅」。「青葉区宮城総合支所」が立地するこのエリアは、1980年代ごろから駅の南側で大規模な宅地開発が進み、ベッドタウンとして発展してきました。

仙台市の都心へつながる国道48号(愛子バイパス・仙台西道路)が近くを通るほか、駅から約5キロメートルの距離には東北各県や関東方面への移動に便利な東北自動車道「仙台宮城IC」があり、車でのアクセスは良好。「広瀬川」や「サイカチ沼」、「蕃山(ばんざん)」など自然も身近です。

2023年4月1日現在、「仙台市立錦ケ丘小学校」には978人の児童が在籍しています。前年の2022年は児童数が1,000人を超え、青葉区で1位(仙台市で2位)を記録したという点からも、子育て世帯の人気の高さがうかがえます。

【発展性:3.65点】商業施設と住宅地が新たに誕生、充実化する教育環境にも注目

愛子駅から徒歩約7分の「青葉区宮城総合支所」の東側と南側では、「愛子土地区画整理事業(仮称)」が進行中で、健康増進や交流の場として利用できる施設や商業施設の誘致が予定されています。

駅から約1.7キロメートルの場所では、既存の複合商業施設「錦ケ丘ヒルサイドモール」を含める形で新たな商業ゾーン「ORINAS錦ケ丘」が2022年にオープンしました。2023年秋には温泉施設の「愛子天空の湯 そよぎの杜」も開業予定で、余暇の楽しみ方が広がりそうです。

さらに、その東側には、555区画で構成される新街区「星と虹のコリーヌ」が誕生。2023年7月時点では土地のみが販売されています。

また仙台市は、2015年に「仙台市立錦ケ丘小学校」、2019年に「仙台市立錦ケ丘中学校」を新設し、増加する子育て世帯に対応しています。

【住環境:3.80点】多様な暮らし方が可能、子育て世帯を支える施設も充実

愛子駅から徒歩6~7分の場所に、多目的ホールや図書館を有する「広瀬文化センター」と「青葉区宮城総合支所」が立地。周囲にはスーパー「ヨークベニマル仙台愛子店」のほか、ドラッグストア・郵便局・銀行があり、この一帯で日常生活の用事はほぼ済ませられます。

「錦ケ丘ヒルサイドモール」内には、水族館の「アクアテラス錦ケ丘」や子ども向けの木の遊具が豊富な「感性の森」が入っています。隣接地の「錦ケ丘中央公園」も子どもの遊び場として最適です。

「仙台市立愛子小学校」・「仙台市立錦ケ丘小学校」・「仙台市立広瀬小学校」の各近接地には、子育て支援機能を有する「児童館」を配置。地域周産期母子医療センターに認定されている「宮城県立こども病院」も、車で約5分の場所にあります。

多目的ホールでの芸術鑑賞、地域における生涯学習活動、図書館での読書など、多様な用途で利用できる複合施設「広瀬文化センター」

【交通の利便性:3.00点】車移動が便利なエリア、仙台駅行きの直行電車もあり

JRの常磐線・仙石線・東北本線・仙石東北ライン・東北新幹線・秋田新幹線、仙台市地下鉄南北線・東西線、仙台空港アクセス線が乗り入れる仙台駅までは、JR仙山線で約25分。運行は1時間に1~4本ですが、住民の足として大切な役割を果たしています。

錦ケ丘エリアから愛子駅を経由し、仙台駅へ向かうバス路線もあります。始発の錦ケ丘六丁目から仙台駅までバスを利用した場合、所要時間は約40分。愛子駅で仙山線に乗り換えるか、バスで仙台駅まで直行するか、都合によって選べるところもポイントです。

車の場合、東北各県や関東方面へは駅から約5キロメートルの距離にある「仙台宮城IC」から東北自動車道経由が便利です。国道48号(愛子バイパス・仙台西道路)にアクセスしやすい点も魅力で、仙台市の都心に約20分で到着します。

錦ケ丘や仙台駅行きなどのバスが発着する愛子駅南側の広場。春は、写真の右側に見えるシダレザクラが美しく彩ります

【コストパフォーマンス:4.00点】コスパ重視なら駅の北側を探してみるのも一案

愛子駅周辺の住宅価格は、3LDKの新築戸建てで2,000万円台後半からが相場です。仙台駅からJR仙山線で約7分の北仙台駅周辺(青葉区)で同条件の物件を探すと、3,000万円台後半からが主流のため、住環境の面で愛子エリアのコストパフォーマンスは高いと言えるでしょう。

また、2023年の地価公示価格で駅の北側と南側の地価を比べたところ、北側のほうが若干割安です。愛子駅周辺で少しでも住宅にかける費用を抑えたいときは、北側まで範囲を広げてみてもよいかもしれません。

【教育・文化環境:3.50点】多様な学び場で子どもたちの才能を育む

愛子駅から車やバスで約5分の場所に立地する「仙台市天文台」のプラネタリウムが、2023年にリニューアル。約1億個の星を映し出せる投映機と4Kプロジェクターの導入の結果、よりリアルな夜空で星について学べるようになりました。

駅から車やバスで約6分の「錦ケ丘ヒルサイドモール」に入居する「ライブスポーツ錦ケ丘」では、水泳やダンスといった子ども教室が充実しています。近隣には、人工芝のサッカー場でサッカーの技術や戦術を習得できる「アディダススポーツパーク」もあります。

駅の南側エリアにある「仙台市立錦ケ丘小学校」と「仙台市立錦ケ丘中学校」は、GIGA端末活用の日常化を目指す「リーディングDXスクール」の指定校です。駅の北側には、未来技術をリードする人材の育成を行う「仙台高等専門学校 広瀬キャンパス」、駅の西側には、温水プールを有する「宮城広瀬総合運動場」があり、多彩な学び場で子どもたちを支えます。

【選定委員会による総括】理想的な子育て環境が整う高コスパなニュータウン

子育て世帯の人口が増加し、活気にあふれる愛子エリア。商業施設や住宅地の新設など、今後も多彩な開発計画が予定されており、さらなる発展が予想されます。

仙台市内でありながら、生活利便性と自然の潤いを享受できる住環境、車でのアクセスの良さ、住宅価格が安い点は高ポイント。都会と郊外の利点を享受できる暮らしを希望している人にとって、愛子エリア周辺は理想的な引っ越し先と言えるかもしれません。

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