フェイクグリーンとは?メリット・デメリットや選び方を解説

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レストランやカフェなどで使われている、人口観葉植物の「フェイクグリーン」。近年はサイズや植物の種類のバリエーションも増え、自宅で楽しめるインテリアアイテムとしても人気が高まっている。

そこで今回は、インテリアにフェイクグリーンを取り入れるメリットやデメリットを解説。併せて、自宅に設置するフェイクグリーンの選び方も見ていこう。

 

フェイクグリーンとは人口観葉植物のこと

フェイクグリーンとは、植物をモチーフにして作られた人工観葉植物のこと。本物の観葉植物と同様に、インテリア向けの大型のものから、卓上や窓際に雑貨感覚で置ける中型・小型のもの、壁に飾れるウォールグリーンまで、サイズも種類もさまざまなものがある。主な素材はポリエステルやポリエチレンで、屋内用として作られているものが多い。

また、近年はフェイクグリーンのクオリティがどんどん向上していることもあり、本物の観葉植物に引けをとらない見た目のアイテムも多く登場している

 

フェイクグリーンを取り入れるメリットとデメリット

フェイクグリーンは、インテリアアイテムのひとつとして観葉植物の代わりに取り入れることができる。どのようなメリットや効果が期待できるのか、またどんなデメリットに注意すべきなのかを見ていこう。

フェイクグリーンのメリット
フェイクグリーンは、植物の世話が苦手な人でも気軽にグリーンを取り入れられることや、彩りによるリフレッシュ効果が期待できることなどがメリットだ。

・季節や室内環境を問わず置けて、癒やし効果が期待できる
本物の観葉植物の場合、季節や室内環境によっては飾れないものもある。その点、人口観葉植物であるフェイクグリーンなら季節を問わず置けて、室内で視覚的に植物を楽しめる点が魅力だ。
品質の高いフェイクグリーンなら、ストレス軽減やリフレッシュ効果も期待できるだろう。

・気軽に部屋に彩りをプラスできる
フェイクグリーンはさまざまなアイテムが登場しており、種類やサイズ、形状も豊富。どのようなインテリアスタイルとも合わせやすい上、日当たりや気温、風通しなども気にせずに置けるため、誰でも気軽に部屋に彩りを与えられることもメリットだ。

・水やりや害虫駆除の手間がかからない
室内に観葉植物を置きたいけれど、育成が苦手という人もいるだろう。フェイクグリーンなら水やりや植え替え、害虫対策などが不要なため、枯らしたり虫に悩まされたりする心配もなく安心だ。

フェイクグリーンのデメリット
フェイクグリーンのデメリットとしては、植物の世話を楽しみたい人には不向きなことや、アイテムによってはこまめな掃除が必要な点が挙げられる。

・植物の世話や成長を楽しめない
部屋に観葉植物を置く人には、植物の成長を楽しんだり、育成そのものを趣味にしていたりする人も少なくない。そのような人にとっては、世話が不要で成長もないフェイクグリーンは物足りなさを感じる可能性があるだろう。

・埃や汚れが付きやすいものもある
フェイクグリーンの材質によっては、ほこりや汚れがつきやすいことに注意したい。特に、樹脂製のフェイクグリーンはこまめな掃除が必要なため、アイテム選びでは手入れのしやすさにも注目してみよう。

 

フェイクグリーンの上手な取り入れ方

自宅にフェイクグリーンを取り入れる際は、置きたいスペースや求めるイメージに合わせてアイテムを選びたい。そこで、フェイクグリーンのサイズ別に、選び方や代表的な植物の種類を紹介する。

大型のフェイクグリーン
玄関やリビングに床置きする大型のフェイクグリーンは、高さ150cm以上のものもあり、存在感が抜群。家具のあいだに置いてパーティションの代わりにすることもできる。主役級のインテリアアイテムとなるため、ほかのアイテムとのバランスを考慮して選ぼう。

また、大型のフェイクグリーンは鉢も大きいため、鉢のデザインやカラーにもこだわりたい。ほかのインテリアのテイストに合わせて選ぶことがポイントだ。

<大型のフェイクグリーンで人気の植物>
・パキラ
・ベンジャミン
・フィカス など

中型のフェイクグリーン
棚やカウンター、サイドテーブルなどにアクセントとして飾ることができる中型のフェイクグリーンは、一人暮らしの部屋や限られたスペースでも比較的取り入れやすい。鉢の大きさやデザインも含めて、いっしょに飾るアイテムとのバランスを考慮しつつコーディネートしてみよう。

<中型のフェイクグリーンで人気の植物>
・ユーカリ
・モンステラ
・アイビー
・コーラルファーン など

小型のフェイクグリーン
背が低い小型のフェイクグリーンは、デスクやテーブルの上などに彩りをプラスしたい場合にぴったり。20~30cm程度のものは、目線の高さに置くと視覚効果を得やすくなる。

ひとつでは物足りなく感じる場合は、小型の寄せ植えタイプを選んだり、複数の小ぶりなフェイクグリーンを並べたりするといいだろう。寄せ植えタイプや複数並べて飾る方法なら、さまざまな種類のフェイクグリーンを楽しめる点も魅力だ。

<小型のフェイクグリーンで人気の植物>
・多肉植物
・シュガーバイン
・サボテン など

 

フェイクグリーンの置き方・飾り方

フェイクグリーンは置き方や飾り方も工夫すると、よりおしゃれに空間を演出できる
下記のように、フェイクグリーンの設置方法にも複数ある。飾りたい場所の状況や周りのインテリアとのバランスを考慮しつつ、安全な設置方法を実践しよう。

<主なフェイクグリーンの設置方法>
・鉢植えやプランターに入れて床や机に直置きする
・天井や窓際から鉢植えを吊るして飾る(ハンギング)
・柱や家具の一部にツタを巻きつけたり掛けたりする
・壁に絵画のように飾る(ウォールグリーン)

 

フェイクグリーンで手軽に彩りをプラスしよう

フェイクグリーンは本物の植物とは異なり、日当たりや風通しを気にせずに飾れるため、設置場所が限られる場合でも気軽に取り入れやすい。植物の種類や鉢のデザインも豊富なため、求める雰囲気やほかのインテリアとの相性を考えながら、部屋をおしゃれに演出できるアイテムを探してみよう。

 

※この記事はREISM株式会社が運営するREISM Styleの記事を一部編集、転載しています。

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