東京23区で雪がちらついたエリアも! 降雪時の外出で注意すべきポイントは?

2023年に入り、東京ではなかなか雨が降らない日々でしたが、1月も半ばに入るとすっきりとしない天気の日が続くように。23日には都内の一部で雪がちらつき、夕方には気象庁と国土交通省が「大雪に対する緊急発表」を行いました。都市部での降雪時は、どのようなことに注意すれば良いのでしょうか。

歩行時の転倒に要注意! 滑りやすいのはどんなところ?

雪道の安全な歩き方
雪が降っているとき、もしくは降った後は道路が大変滑りやすくなっています。外を歩く際は長靴など滑りにくい靴を履き、足元に注意をしながら歩きましょう。歩幅を小さくし、ペンギンのようにそろそろと歩くこと、体の重心を前気味にして、靴の裏全体を路面につけて歩くことがポイントです。万が一転倒してしまった際にけがをするリスクを軽減するため、
靴の裏全体を路面につけて歩くなど、足元に十分注意しましょう。転んだときの怪我の予防のために、帽子をかぶる、手袋をするなど、身に着けるものを工夫することも安全対策の一つです。

滑りやすい場所
滑りやすい場所は、特に注意をして歩くことが大切です。例えば、横断歩道の白線部は薄い氷の膜ができても目に見えづらいため、気づかずに滑ってしまいがちです。また、駐車場の出入口やガソリンスタンドといった車の出入りのある歩道は、路面上の氷がタイヤによって磨かれ、滑りやすくなっていることがあります。バスやタクシーの乗り場にも要注意。多くの人が集まる場所は路面が踏み固められて滑りやすいことがあるため、路面状態を確認してください。坂道を歩く際は、上りよりも下りの方が滑って転びやすいため、特に注意をしましょう。

公共の交通機関を利用する場合
都市部では、通勤・通学などに公共の交通機関を使用する人が多いと思いますが、降雪時には運転の休止やダイヤの乱れが生じやすく、駅が入場規制を行うこともあります。鉄道の運行情報のこまめなチェックを忘れずに。

首相官邸のページ東京都の防災ページには、降雪時の行動のポイントがまとめられています。降雪時に通勤・通学などで外出しなければならない場合は、滑って転倒することがないよう、十分に注意をしてくださいね。

参考元:

首相官邸「雪害では、どのような災害が起こるのか」
東京都「降雪時の行動のポイント」

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