今年も残すところ、あとわずか。一年の締めくくりに大掃除をして、気持ちよく新年を迎えたいところです。しかし、限られた時間で、どこをどのように掃除をすべきか悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
年末よりも前に掃除をしておきたいのは「窓・網戸」や「エアコン」
買取専門店ウリエルが「秋の掃除や片付けの工夫に関する調査」を実施。年末の大掃除を秋に先取りして行なっているか聞いたところ、66%の人が「行っている」と回答。余裕がある秋のうちに、大掃除を済ませる傾向がうかがえます。
では、具体的にどこを掃除するのでしょうか。秋のうちに重点的に掃除・片付けをしておきたい箇所を聞いたところ、「窓・網戸」が116票で最多の結果に。本格的に寒くなる前に済ませておきたいと考える人や、冬の結露対策として早めに掃除を始めたい人が多いようです。次いで「エアコン」が106票でした。冬の暖房シーズンに備え、秋のうちに掃除をしておきたいという人が多く、専門業者にクリーニングを依頼する人もいるようです。以下「ベランダ」が94票、「クローゼット・押入れ」が91票、「換気扇」が83票と続きました。
本格的な冬を迎える前にやれば苦労は半減? 掃除や片づけの工夫とは?
年末に先駆けて掃除や片づけをしている人は、どのような工夫をしながら行っているのでしょうか。実際の声を紹介します。
寒い冬になる前に掃除を完了
・ちょうどいい気候のため、ベランダの掃除や窓、網戸の掃除をするようにしている(30代女性)
・冬の水仕事はつらいので、気温が高いうちに優先に行い、冬が来る前に終わらせる(40代女性)
・湿度が下がり動きやすくなるので、家具の裏側など体力を使う箇所を掃除するようにしている(50代男性)
・フローリングのワックスがけは2時間ほど換気が必要なため、秋のうちに行うのがベスト(60代男性)
・天気のよい日が多い秋のうちに、家中の窓を開けて全部屋のカーテンを洗濯。窓を全開にしても寒くないので、その日に乾く(40代女性)
本格的に忙しくなる前に掃除に着手
・年末は忙しいので、換気扇類や窓のサッシなど普段しない場所の掃除は早めに行う(40代女性)
衣替えのついでに断捨離・掃除
・衣替えの季節あたりに、衣類や布類を断捨離しながらすべて洗濯。その間にクローゼットと押入れ、衣装ケースを拭き掃除し、風を通して翌日に収納。物が増えすぎないサイクルを定期的に作る(40代男性)
「本格的に寒くなる前に掃除をすませておきたい」という声が多数を占める結果となりました。今年は大晦日に慌てることのないよう、今のうちから大掃除を始めてみてはいかがでしょうか。