五十日(ごとおび)って知っている? 社会人になったら知っておきたいお金の豆知識

皆さんは、「五十日(ごとおび)」という言葉を聞いたことがありますか? その名の通り、毎月の5と10のつく日のことを指しますが、どのような意味を持つのでしょうか。

五十日は銀行が混雑する?

「五十日」は、毎月5日・10日・15日・20日・25日・30日(もしくは月末)のことを指し、五十日には「金融機関の窓口が混雑する」「道路が渋滞する」などと言われます。

なぜ、金融機関や道路が混むのでしょうか。これは、日本の企業の多くが給料日を五十日に設定しているからです。給料日以外にも、年金の支給日やクレジットカードなど各種利用料金の支払日も五十日が一般的です。そのため、お金の引き出しなどのために金融機関へ足を運ぶ人が多く、金融機関が混雑するという訳です。
道路の渋滞に関しても、給料の支払いや決済のために移動をする人が増え、経済活動が活発になり、それによりマイカーやバス、タクシーなどの利用が増えるために起こると考えられます。

五十日には、金融機関や道路が混みがちです。五十日を避けて行動することを心がければ、混雑や渋滞の影響を受けるリスクを軽減できます。もしくは、ネット銀行やコンビニATMなどを活用することで、混雑を回避する方法もあります。五十日とは何か知らなかったという人は今後、5と10が付く日に注意して行動してみてはいかがでしょうか。

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