子どもの誕生や成長に合わせて住環境を整えようと、引っ越しを考える家庭は多いでしょう。子どものことを考えて住まい探しをするとき、どのようなことを重視して住む家を決める人が多いのでしょうか。
子育てのために重視した住まいの条件、1位は「部屋数」!
アットホームが、2017年1月以降、第一子が15歳になるまでの間に引っ越しをした全国の22~58歳を対象として、子どものための住まい探しに関する調査を実施。
子育てのために重視した住まいの条件や設備について複数回答で聞いたところ、住まいの条件として最も多くの人が求めていたのは「部屋数」で49.3%とほぼ半数の人が重視している結果に。次いで「立地の利便性」が37.7%、「日当たり」が34.8%と続きました。
4分の3の家庭で「子ども部屋がある」。親が考えるこだわりとは?
子育てのために部屋数を重視しているということは、子ども部屋を設けたいということなのでしょうか。子ども部屋があるかないか質問をしたところ、74.0%の人が「ある」と回答しました。子ども部屋のこだわりについては「鍵はつけないようにした」「子ども部屋は寝るだけの部屋として利用し、勉強はリビングでするような狭さとした」「リビングを経由しないと子ども部屋に行けないようにした」といった子どもがひとりで部屋にこもってしまうことがないよう工夫している家庭が目立ちました。
子どもが小さなうちは、親と同じ部屋で過ごすケースがほとんどです。しかし、ある程度成長したら子ども部屋を準備したいところ。部屋数が足りないという理由で引っ越しを決める家庭は多いでしょう。子どものプライベートを守りつつ親の目が届きやすいように、部屋の数だけでなく、リビングとの位置関係などにも気を配り、親子のコミュニケーションも大切にしてくださいね。