【本当に住みやすい街大賞2022】第6位 たまプラーザ:おしゃれが暮らしに溶け込むアーバンタウン

船堀の街の様子

「ARUHI presents 本当に住みやすい街大賞」とは、理想ではなく、実際にその地域で“生活する”という視点から、「発展性」「住環境」「交通の利便性」「コストパフォーマンス」「教育・文化環境」の5つの基準を設定し、住宅ローン専門金融機関であるアルヒ株式会社の膨大なデータをもとに、住宅や不動産の専門家が参画する選定委員会による公平な審査のもと「本当に住みやすい街」を選定したランキングです。
今回は2021年12月に実施した「ARUHI presents 本当に住みやすい街大賞2022」にランクインした街について、それぞれどのような点が評価されているのか詳しく紹介します。

「ARUHI presents 本当に住みやすい街大賞2022」結果発表ページはこちら>>

 

 

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たまプラーザってどんな街?

駅直結のショッピングエリア「たまプラーザ テラス」が誕生し、利便性が大きく向上した東急田園都市線「たまプラーザ駅」(横浜市青葉区)。駅と周辺の商業施設再開発が完了し、活気のある街へと変貌しました。従来、子育て熱心なファミリー層に需要が高い街ですが、コロナ禍で郊外に移り住む人も増加傾向にあり、再び人気が上昇中。渋谷や横浜の中間地点にあり2つの都市へ通勤しやすい立地で、駅徒歩圏内で買い物がほぼ完結できる便利な街です。

【発展性:4.05点】駅前商業施設の再開発により住みやすさが大きく向上

駅前は再開発によって「たまプラーザ テラス」が完成し、買い物利便性が大きく向上しました。さらに歩行者専用道路が整備され、一部の街区では車が通り抜けできない道路が設けられるなど計画的な動線が配置されたことでより歩きやすい街となりました。「たまプラーザ テラス」ができる前と比べると、食料品や洋服、日用品などが身近でそろえられるようになり、駅周辺に人が集まるようになったことで飲食店や洋菓子店も増え、街の魅力が増しています。
たまプラーザ駅周辺では次世代郊外まちづくりが推進されており、「たまプラーザ駅北地区地区計画」も計画中。地区計画の構想では保育・子育て支援機能などを有する地域利便施設を誘導し、質の高い住居を提供することに加え、周辺の郊外住宅地からの住み替えの促進を図ることなどが計画されています。

たまプラーザ テラス
駅直結の複合商業施設「たまプラーザ テラス」。多彩なショップが地域活性化を支えています

【住環境:4.23点】駅から徒歩圏内に大型商業施設が集約している

駅直結の複合商業施設「たまプラーザ テラス」、その隣に「東急百貨店たまプラーザ店」と「イトーヨーカドーたまプラーザ店」、徒歩約6分の場所には「ケーズデンキたまプラーザ店」と、駅周辺に大型商業施設が集積し、買い物は駅から徒歩圏内でほとんど済ませられます。丘陵地帯を開発した東急田園都市線の沿線では車での移動が便利ですが、たまプラーザ駅周辺の商業施設は駐車場を多く備えているため、車での買い物もスムーズです。
また、駅の北側徒歩約6分の場所に「美しが丘公園」、南側徒歩約8分の場所に「新石川公園」があり、駅周辺の利便性だけでなく南北に緑豊かな公園も有する環境です。最近は緑が多く整った街並みが形成されていることや、コロナ禍により郊外への移住に注目が集まっていることもあり人気を高めています。

美しが丘公園
駅からも近い「美しが丘公園」内のログハウスには、らせん滑り台や地下迷路、アスレチックゾーンなどが充実しています。屋内施設なので雨の日でも体を動かして遊べます

【交通の利便性:3.83点】渋谷と横浜の2つの都市へのアクセスが抜群

横浜市青葉区は横浜と東京の中心街の中間地点にあり、渋谷駅まで約25分、横浜駅まで約35分と都内と横浜のどちらへも通勤しやすい場所です。また近隣のターミナル駅である東急田園都市線二子玉川駅までは約9分で、乗り換えや買い物へ行くにも好アクセスです。
高速道路については、駅から車で約6分の場所に東名高速道路東名川崎ICがあり、渋谷駅まで約25分、横浜駅まで約30分と、電車でも車でも都市部へアクセスしやすいことも特徴でしょう。さらに、御殿場まで約1時間、熱海まで約1時間30分とレジャースポットまでも短時間でアクセス可能なので、気軽に遊びに行ける立地でもあります。

【コストパフォーマンス:3.63点】割安物件は駅から離れた物件も含めて探すのがコツ

以前と比べて最近では価格が若干下降傾向にあります。特に、駅から徒歩10分以上離れた「美しの森」や「荏子田」地区は割安感が大きく、コストパフォーマンスも高いでしょう。
駅近の新築マンションは坪単価300万円台後半ですが、中古マンションであれば坪単価250万前後から購入できます。
駅近立地はマンション供給が限られるため価格も高止まりしていて、隣接する鷺沼駅やあざみ野駅と比べると、商業施設が充実し利便性の高いたまプラーザのほうが住宅価格は高い傾向にあります。駅から離れた場所も検討するなど、条件を少し緩めて物件を探してみるのもおすすめです。

【教育・文化環境:3.65点】ファミリー層が多く駅周辺に学習塾が充実

街づくりのコンセプトがファミリー層をターゲットとしているので、駅周辺には多数の塾が存在します。隣駅のあざみ野には進学校である「桐蔭学園」があり、幼稚園から大学まで一貫して近場で通学することも可能です。
また、駅南口から徒歩約5分の場所には「国学院大学たまプラーザキャンパス」があり、定期的に地域交流スポーツフェスティバルが実施されるなど大学生と交流する機会もあります。

【選定委員会による総括】買い物が便利で豊かな緑に囲まれた暮らしができる街

たまプラーザは、駅周辺商業施設の再開発が完了したことで買い物がさらに便利になり、人も店舗も増え、街の魅力、住みやすさともに大きく向上しています。渋谷や横浜へもアクセス良好で、通勤・通学面でも利便性を感じることができるでしょう。
落ち着いた教育環境が整い、昔からファミリー層に人気が高いため、住宅価格は相応に高い傾向にありますが、駅から10分以上離れると割安物件も少しずつ出てきます。物件購入の費用を抑えて、その分趣味や子どもの習い事を充実させて生活するのもよいかもしれません。
テレワークの普及によって都心部から少し離れたたまプラーザの人気が高まってきていますので、一度訪れて街の雰囲気を感じてみてください。

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(最終更新日:2022.06.22)
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