コロナ禍の家探しは「オンライン内見」の時代に? 入居申し込みまで非対面を希望か

物件を訪問することなく、オンライン上で映像や音声を確認しながら物件を見学できる「オンライン内見」。元々、遠方の物件を探している人などに喜ばれているサービスでしたが、コロナ禍の現在、感染リスクがない見学方法として注目が集まっています。

引っ越しを検討している30代の95.5%が「オンライン内見」に興味

株式会社シンシアが、1年以内に賃貸マンションの引っ越しを検討している30代経営者・役員、会社員に対し、「非対面(オンライン)の不動産賃貸契約」に関するアンケート調査を実施。非対面(オンライン)で行う内見に興味があるか質問をしたところ、「とても興味がある」が73.9%、「やや興味がある」が21.6%という回答となりました。

出典:株式会社シンシア「『非対面(オンライン)の不動産賃貸契約』に関する調査」

66%の人が「コロナ対策の一環」としてオンライン内見に興味

前問でオンライン内覧に「とても興味がある」「やや興味がある」と回答した人に、その理由を聞いたところ、「コロナ対策の一環として」が66%、「物件内見に交通費をかけたくないから」が58.5%、「内見場所と現住所がとても離れているから」が55.7%と回答しました。

出典:株式会社シンシア「『非対面(オンライン)の不動産賃貸契約』に関する調査」

その他の回答としては

・35歳:行く予約をしなくてもよさそう。
・35歳:自分達のペースでみれる。
・34歳:時間外でも内見できそう。
・32歳:見たい物件を効率よく見れる。
・32歳:気軽に見学ができそう。

といった声がありました。

約半数が、オンライン内見は「現地からWebで繋ぐ形式」を希望

オンライン内見に「とても興味がある」「やや興味がある」と回答した人に、非対面(オンライン)で内見を行うとしたら、どのような形式で行いたいかと聞いたところ、「現地にいる業者からWeb会議ツールで案内を受ける形式」が47.2%、「画像や動画によるプレゼンテーション形式」が29.2%、「VR技術を利用する形式」が23.6%でした。

出典:株式会社シンシア「『非対面(オンライン)の不動産賃貸契約』に関する調査」

過半数が「内見の案内受け取り」「入居申込」などもオンラインを希望

不動産の賃貸契約をするにあたり、内見以外にどのようなことをオンライン上で行いたいか、複数回答で聞いたところ、「内見の案内受け取り」が56.8%、「内見先の決定」が55.9%、「入居申込及び入居審査」が55.9%という結果でした。

出典:株式会社シンシア「『非対面(オンライン)の不動産賃貸契約』に関する調査」

その他にも

・全て(39歳)
・保証人の手続き(31歳)
・書類のやり取り、契約のサイン(32歳)
・質問などの問い合わせ(32歳)

といった回答もありました。

9割以上の人が、LINEを使い在宅で家探しが完結するサービスに興味

問い合わせや内見の案内、入居に至る説明まですべてLINEで完結でき、家にいながら家探しを完結できる不動産紹介サービスに興味があるか聞いたところ、「とても興味がある」が65.8%、「やや興味がある」が27%でした。

出典:株式会社シンシア「『非対面(オンライン)の不動産賃貸契約』に関する調査」

まとめ

コロナ禍をきっかけに需要が拡大している「オンライン内見」は、自分の好きな場所、好きなペースで内見ができる便利なサービスです。その一方で、「現地からWebで繋いでほしい」という声も多く、現地をリアルに見たときの感覚も共有しながら物件を選びたい様子が伺えます。これから引っ越しを予定している人は、オンライン内見も活用しつつ、後悔のない家探しをしてくださいね。

【調査概要】
「『非対面(オンライン)の不動産賃貸契約』に関する調査」
調査対象: 1年以内にマンションの引っ越し(賃貸)を検討している30代の経営者・役員、会社員111名
調査方法:インターネット調査
実施期間:2021年9月8日〜9月10日
実施機関:株式会社シンシア

ニュース提供元:PRTIMES
情報提供元:株式会社シンシア

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