「超低金利時代」といわれて久しい今、限られた収入をどのように運用すべきなのか、頭を悩ませている人は多いでしょう。コロナ禍で収入が減ってしまった人であればなおさら、どのようにやりくりをすれば家計が安定するかが、当面の課題ではないでしょうか。
手取り収入をどう使う? 投資よりも貯金用資金を優先する傾向か
三井住友カード株式会社が運営する自社メディア「Like U」がアンケート調査を実施。20代~30代の働く女性が、投資にどのくらいの金額を充てているのか調べました。
手取り収入との比率で見てみると、投資に充てている金額で最も多いのが「手取り収入の5%未満」で、52.2%と半数以上を占めました。一方で貯金に関しては「手取り収入の5%未満」は35.8%とやや少なめ。
逆に「手取り収入の5%以上」と答えている層を全て合計すると64.2%となり、多数派となっています。これらの結果から、貯金と投資を比べると、やや貯金の方に重きを置いている女性が多いということがわかりました。
投資にやや消極的な理由は「知識がない」から
前問では、投資に興味はあるものの、やや消極的な女性が多い様子が垣間見えました。そこで、投資に興味があるものの、まだ行っていない働く女性に、投資を行っていない理由を問いました。
その結果、76.9%の女性が「知識がない」と回答。さらに「始め方がわからない」という女性も36.4%いるなど、興味はあるのに不安が募り、投資を始めるきっかけが掴めずにいるようです。
まとめ
今回の調査は投資に興味がある女性を対象に行っていますが、知識や情報が不足していることを原因に二の足を踏んでいたり、投資をしているものの少額で留めたりしている人が多いようです。投資と貯蓄のどちらに重きを置くべきなのか、正解はありませんが、万が一、さらなる収入減に見舞われても慌てないように「どのようにお金を使うか」意識した生活を心がけたいものですね。
【調査概要】
「投資・資産運用についてのアンケート」
調査対象:20代~30代で投資をしている働く女性500名 /20代~30代で投資未経験の働く女性792名
調査方法:インターネットリサーチ
実施期間:2020年11月16日~2020年11月17日
実施機関:三井住友カード株式会社
ニュース提供元:PRTIMES
情報提供元:三井住友カード株式会社