12月9日に開催された「ARUHI presents 本当に住みやすい街大賞2021」。授賞式典には特別ゲストとして、タレントの夏菜さんが登壇しました。そこで夏菜さんが思う「理想の住まい」や「住みやすい街」とはどんなところなのか、お話を聞きました。
夏菜さん
タレント
1989年生まれ。埼玉県出身。
ワインエキスパートの資格を取得、料理やショッピングの趣味を持つなど、映画やドラマ、バラエティと幅広い分野で活躍する女優。
幼少時からなじみのある街「川口」が住みやすい街第1位に
―「本当に住みやすい街大賞2021」を振り返ってみて、いかがでしたか?
タイトル通り「住みたい」ではなく「住みやすい」街ということで、リアルに住んでいる人の声をもとにした、現実的に住むことを考えたランキングだと感じました。参考になりましたし、これからどういうところに住んだらいいのか考えるにあたり勉強になっておもしろかったです。これからも毎年、街の発展に合わせて順位が変わっていくと思いますし、自分に家族ができたら「いい」と感じる街も変わると思います。これからもランキングをチェックしたいですね。
―第1位に輝いた「川口」は、夏菜さんが生まれ育った埼玉県戸田市の目と鼻の先。夏菜さんにとって川口とはどんな場所ですか?
「戸田よりも少しにぎわっている場所」、でしょうか(笑)。買い物や食事に、家族でよく出かけていました。なかでも「ダイヤモンドシティ・キャラ(現在のイオンモール川口前川)」には毎週のように足を運んでいました。買い物をしたり、ソフトクリームを食べたりしたことを覚えています。今回「本当に住みやすい街大賞2021」を通して現在の街並みを見て、「いつの間にこんな高い建物ができたの?」と驚きました。
魅力を感じるのは「海が近くにあって、緑あふれる街」
―ランクインした街の中で印象に残った街はありますか?
第3位の「辻堂」は友だちが住んでいることもあり、ここ1~2年は友だちや弟と一緒に、よく海へ遊びに行きます。辻堂は海が近いだけでなく自然が多く、それでいて商業施設が整備された街で、ここに住んでいる人がうらやましいです。リモートでできる仕事をしていれば引っ越したいくらいですし、「いつかこんな環境で子育てができたら素敵だな」と思います。
―ほかにも惹かれた街はありますか?
もともと海が好きなので、第4位にランクインした「有明テニスの森」は、海が近くて緑も多い印象。大きな商業施設もあり「アリかもしれない」と思いました。都心にも近いため、住みやすそうですね。洗練された街並みも気に入りました。
コロナ禍を経て、住まいに求める優先順位が変化
―現在のお住まいはどのようなところですか?
分譲賃貸マンションで暮らしています。近くに商店街も公園もあり、都心なのに静かなエリアという立地が気に入っています。いいところだらけなのですが、不満があるとすれば物価が高いこと、賃料が高いエリアのためやや手狭な物件になってしまうことでしょうか。「もう一部屋あれば、YouTube配信用の部屋にするのに」と思います。
―今後、引っ越しをするなら、どんな街に住みたいですか?
活気のある商店街があって、人の温かさに触れることができる街がいいですね。また、料理をすることが多いため、スーパーがたくさんある環境が理想です。気分で「今日はあっちのスーパーにしよう」と使い分けしたいです。愛犬と散歩をする公園も近くにあって、商業施設もあって、仕事に行きやすいところに住みたいです。自然があって、商業施設もあってという条件は、「本当に住みやすい街大賞2021」で選ばれた街と同じですよね。
とはいえ、コロナ禍で生活が変わり、以前よりも「空が見たい」「外の空気を吸いたい」「緑に囲まれて暮らしたい」と感じることが増え、愛犬が遊べるテラスのある家やBBQができる家に憧れるようになりました。家にいる時間が長くなり、「スーパーは近いほうがいいけれど、多少遠くても車で行けばいいかな」「超都心でなくても、仕事に通える範囲内であればいいかな」と考えが変わりつつあります。
―不動産サイトを見るのが趣味とのこと。どのようなポイントをチェックしていますか?
今まさに引っ越したい気持ちがあり、東京や神奈川の物件をチェックしています。住んだことのない区や、デザイナーズ物件は、光の抜け感など魅力的な物件が多く、特に惹かれます。設備面では、オールステンレスのキッチンがあればいいなと夢見ています。作業スペースが広いアイランドキッチンのある暮らしに憧れますね。
―ARUHIマガジンの読者にメッセージをお願いします
マイホームの購入は、誰もが見る夢だと思います。家が変われば生活もガラッと変わって、毎日が今まで以上に楽しくなるはず。自分の人生を充実させる選択ができるということは素晴らしいことだと思います。私はまだ、結婚や出産といった「住宅購入のタイミング」が来ていませんが、購入を検討できる段階にいる人がうらやましいです。私も皆さんに、早く追いつきたいですね。
コロナ禍を経て「便利な都心から少し離れても、緑に囲まれて暮らしたいと考えるようになった」と夏菜さん。今まさに引っ越し先を探しているという夏菜さんの心境に、共感した人も多いのではないでしょうか。
「本当に住みやすい街大賞2021」授賞式典の様子はこちら
アルヒ株式会社主催「本当に住みやすい街大賞2021」授賞式典レポート/つるの剛士さん、夏菜さんが登壇
https://magazine.sbiaruhi.co.jp/0000-3838/