2019年はゴールデンウィークやお盆休みなどの大型連休が通常よりも長く、1週間以上休みという人が多かったのではないでしょうか。また、2019年から2020年にかけての年末年始も9連休となり、帰省ラッシュの様子が連日ニュースで報道されました。一方で、レタスクラブニュースが実施した「GWに関するアンケート」では、2019年のゴールデンウィークの10連休に対し、約4割が「嬉しくない」と回答しており、家事の負担が増えることを懸念する主婦の声が明らかになりました。そこで今回は、住宅用屋上テラスやバルコニーの開発・販売・施工を手掛ける株式会社PASIOが世帯年収400万円~600万円の20代~40代の男女を対象に行った「休日・長期休暇の過ごし方に関するアンケート」から、休日の過ごし方の実態について考えました。
休日は自宅でゆっくり。忙しい現代人ならではの過ごし方
休日や長期休暇の際に、どのように過ごすか尋ねた質問では、「自宅でゆっくり過ごす」が54.1%となり、2位の「国内・海外旅行に行く」の20.6%との間に大きな差があることが分かりました。
では具体的に自宅でどのように過ごす人が多いのでしょうか。休日に家で何をしているか尋ねた質問では、以下のような結果になりました。
「映画・音楽鑑賞」が36.6%と最も多く、次いで「料理をする」16.7%、「テレビゲームをする」16.1%、「お酒を飲む」16.1%、「BBQをする」1.7%と続きました。また、外出する場合は「買い物に行く」が78.3%でトップとなっており、「日帰り旅行」10.1%と合わせると、日帰りの外出が9割弱と、宿泊を伴う形での外出をする人は少ないことが分かります。さらに、休日は家と外のどちらで過ごすことが多いか尋ねた質問では、6割が「家で過ごす」と回答していることから、仕事や家事、子育てなどで日々忙しい人たちにとって、休日はレジャーや娯楽に充てるのではなく、平日の疲れをとったり、自宅でリラックスして過ごしたりするものと捉えられているのかもしれません。
充実した休日を過ごすために、家にほしいアイテムを紹介
家での時間と外での時間、どちらを充実させたいか尋ねた質問では、「家での時間」が63.5%と、家での時間に重きを置いている人が多い結果になりました。
家での時間を充実させたい理由として、具体的に次のような声が寄せられています。
・「お金を使わなくても気分転換やストレス発散できるのが一番良いから」(30代/会社員/女性)
・「家が落ち着く場所になってほしいから」(30代/専業主婦/女性)
・「何もしない贅沢を味わう」(40代/会社員/男性)
・「外だと疲れてしまうため家でゆっくりしてリフレッシュしたい」(40代/専業主婦/女性)
自宅でストレス解消やリラックスして過ごしたいと考える人が多いようですね。自宅にそういった環境を整えることで、休日の過ごし方がより充実したものになりそうです。また、家にあれば充実すると思うものについて尋ねた質問では、以下のような結果になりました。
「ホームシアターセット」が48.0%でトップ、次に「ジェットバス」29.6%、「BBQデッキ」20.1%と続いています。休日の過ごし方を尋ねた質問でトップになった「映画・音楽鑑賞」36.6%の結果とリンクしているといえそうです。家での時間を楽しみたい人が増えていることから人気の高まりを見せているホームパーティーでも、ホームシアターセットやBBQデッキは活躍しそうですね。
まとめ
お金の情報サイト「まねーぶ」の行った「2019年度の冬ボーナス調査」によると、2019年度の東証第一部上場企業の冬のボーナス平均支給額は対前年同期比で0.1%減となっており、8割以上がボーナスを貯金にあてると回答したことが分かっています。同年10月に消費税が10%に引き上げたことから消費意欲が減退することが予測されており、今後ますます休日は家で過ごすことが増えそうです。お気に入りのアイテムや設備を整えて、自宅をお金を使わなくても快適に過ごせる空間にしてみてはいかがでしょうか。。
【調査概要】
休日・長期休暇の過ごし方に関するアンケート
調査日:2020年1月10日(金)
調査方法:インターネット調査
調査人数:1,120人
調査対象:世帯年収400万円〜600万円の20代〜40代男女
モニター提供元:ゼネラルリサーチ
ニュース提供元:PRTIMES
情報提供元:株式会社PASIO