【面倒くさがりもOK】大掃除を賢く・効率よく終わらせる考え方

今年も残すところあとわずかになり、あっという間に年末がやってきます。年末といえば、大掃除。大掃除はもともと「年神様」という、家を守ってくれたり、稲の豊作をもたらしてくれたりする神様を迎えるためのものといわれています。そんな大事な神様を気持ちよく迎え入れ、すがすがしく年を越せるよう、効率よく大掃除をするためのポイントを紹介します!

賢く、効率よく終わらせる考え方

大掃除というと、「範囲が広すぎて何から手をつけていいのかわからない」「面倒くさくてやる気が出ない」「終わる気がしない」…とネガティブに考えてしまう人も多くいるのではないでしょうか。そんな億劫な大掃除は、賢く、効率よく終わらせちゃいましょう! まずは掃除箇所をリストアップし、優先順位付けすることが重要です。

リストアップしたら、優先順位を決めよう
まずは家全体を見渡して、キッチン、お風呂場、窓ガラスなど、掃除したい場所をリストアップしましょう。リストアップが完了したら、優先順位を決めていきます。「汚れがひどい箇所から」「普段は掃除できないところから」「ここだけはキレイにしておきたいところから」など、自分の基準でいいので順位を決め、1箇所ずつキレイにしていけば、中途半端になることなく達成感が味わえますよ!

大掃除にどのくらい時間が必要か考えてみよう
優先順位を決めたら、掃除するのにどのくらいの時間が必要そうか考えてみましょう! 「ワックスがけは丸一日かかりそう」「洗面所とバスルームは同じ日に終わらせられそう」など、掃除にかかる時間を見積もれば、逆算していつから大掃除に取り掛かればよいか、スケジュールを作るのに役立ちます。

やる気アップテクニック
やることが決まったら、TODOリストを作成。掃除が完了したらチェック欄にシールを貼って、「よくできました」と自分を褒めてあげるのも一つの手。

シールが3つ貼れたらプリンを食べる、シールが5つ貼れたらケーキ…というように、シールが貯まったらご褒美タイムを作るようにしてみるのもいいですね。単純なことですが、これだけでも結構モチベーションは上がりますよ。

効率良い掃除方法の3大ポイント

掃除箇所やスケジュールが固まったら、効率よく掃除する方法に倣って大掃除を始めましょう!

掃除の基本は「上から」&「奥から」

ホコリは上から下へ落ちるもの。二度手間にならないよう、上から下、奥から手前に向かって掃除をするようにしましょう。家全体でも同じように、部屋が複数ある場合は上の階など玄関から遠い場所から行い、最後に玄関掃除をするのがオススメです。

「汚れ具合」で振り分ける

「軽い汚れは平日に、しつこい汚れは休日に」など、全部を1日で済ませようとせず、割り振ることで負担を減らします。またしつこい汚れを漬けおきしている間に、軽い汚れを落としていけば、ロスタイムが少なく済みますよ。

プロに頼むのも1つの手

お風呂場やエアコン、レンジフードなど、汚れがひどく自分でやるには大変な箇所は、無理をせずプロに頼んでみるのも◎。徹底的にキレイにしてもらえば、その後のお手入れもラクになります。

大掃除「NG日」って? ゴミの日も要チェック

みなさんは、大掃除をするのにあまりよくないとされている日があることを知っていますか? 実は、大晦日に大掃除をするのはNGなのだとか。諸説ありますが、大晦日は身の回りをキレイにした状態で、忙しくせず静かに神様を迎えるのがよいといわれています。また、元日もせっかくやってきてくれた神様を掃き出すことになってしまうため、やめたほうがいいのだそう。


もう1つ気にしておきたいのが、ゴミの日。掃除をした際にたくさんゴミが出ても、すぐ捨てられないと困りますよね。スケジュールを立てる際に、ゴミの収集日もしっかりチェックしておきましょう!

また、大きな家具を動かしたり背が届かないところを掃除したりする際は、家族の協力も必要。家族のスケジュールを確認し、「この日はみんなで大掃除をしよう!」と決めておけば集中して取り組めそうです。

大掃除を始めるタイミングはいつからでも大丈夫。ちなみに、大掃除のルーツといわれている「すす払い」が行われたのは12月13日だそう。昔の人にならってこの時期から少しずつスタートするのもいいですね。

なんとなく目についたところから適当に進めているだけでは、なかなか大掃除は進みません。計画的に効率よく取り組む工夫をすれば、自分なりに満足する大掃除ができますよ。キレイになった家で福を招いて、スッキリとした気持ちで新年を迎えられるといいですよね。

~こんな記事も読まれています~