子育て世帯の大掃除、配偶者への満足度に男女差あり~ダスキン調査~

年末に行う大掃除といえば、日本の家庭の恒例行事。古くは平安時代、一年のすすを払いお正月の神様を迎える準備をする「煤(すす)払い」が大掃除の原型とされています。子どものころ、お正月前に家族総出で大掃除をした記憶のある人も多いのではないでしょうか。株式会社ダスキンが調査した、「第15回ダスキン大掃除に関する意識・実態調査より『子育て世帯の大掃除に関する意識・実態について』」から、現代の大掃除の形について考えました。

6割強の子育て世帯が大掃除を実施。短時間×複数日が主流

2018年の年末に大掃除を実施したか尋ねたところ、「大掃除をした」と回答した人は子育て世帯で64.5%、全体で55.9%となりました。

出典:株式会社ダスキンHP

全体に比べて子育て世帯の大掃除実施率は8.6ポイント高くなっています。これは、結婚や出産を機に衛生意識が高まったことが要因として考えられます。ダニや花粉、カビなどのハウスダストはアレルギーやぜんそくの原因となることがあるため、特に小さな子どものいる家庭では気にしている人が多いのではないでしょうか。

同調査によると、子育て世帯の女性が大掃除にかけた合計時間は「4時間以上6時間未満」が25.2%となり、全体(24.6%)とほぼ同じ数値でしたが、一日あたりの平均大掃除時間について尋ねたところ、次のような結果になりました。

出典:株式会社ダスキンHP

子育て世帯の女性の一日あたりの平均大掃除時間で見ていくと「1時間以上2時間未満」(28.0%)が最も多く、大掃除に費やした日数については「3日」(28.1%)が最も多い回答となりました。このことから、子育て世帯の女性は、短時間の大掃除を複数日に分けて行っていることが分かります。子育て世帯では、休日に子どもの習い事などの予定がある、乳幼児であれば生活の介助をしなくてはならないなど、大掃除だけにまとまった時間を確保するのは難しい場合があります。そのため、一日の掃除時間を短縮し、複数日かけて大掃除を行うスタイルが多くなっていると考えられます。

大掃除に対する配偶者への満足度に男女差あり! 男性は積極的に参加を

子育て世帯に対し、配偶者の大掃除の取り組みに関する満足度を尋ねたところ、夫の満足度は87.8%だったのに対し、妻の満足度は61.9%と、約25ポイントの開きがあることが分かりました。

出典:株式会社ダスキンHP

配偶者の取り組みに満足した理由については、1位「積極的に取り組んでくれたので」、2位「きちんと汚れが落ちたので」は男女で同じ結果でしたが、3位以降は男女で順位が異なる結果となりました。

出典:株式会社ダスキンHP

女性は自分や他の家族では難しい箇所を掃除してくれたことが評価につながったのに対し、男性は時間配分や手際の良さなど、効率を重視していることが分かります。今後男女間の満足度の開きを解消するためには、高い場所での作業や刺激の強い洗剤を使用することのあるレンジフードなどの換気扇掃除や、意外と重労働なお風呂掃除など、妻や子どもが担当するのは難しい箇所の掃除に積極的に取り組むことがポイントといえそうです。

また家族で大掃除をする場合、子どもも貴重な戦力です。子どもが担当した掃除場所は、小学生から高校生まで共通して「リビング・ダイニング」「窓・網戸」「玄関」の上位3ヶ所がランクインしています。

出典:株式会社ダスキンHP

家庭の共有部分であり子ども自身もよく使う場所であるこれらの箇所。掃く・拭くなど比較的簡単な作業でできることや、強い洗剤を使わなくても掃除ができることから、子どもに任せる家庭が多いようです。

まとめ

新しい年を気持ちよく迎えるために欠かせない大掃除。実は日本独特の文化で、海外では年末に大掃除をすることはあまりないそう。普段掃除しない場所も掃除するとなると、家族の協力は必須です。年末の寒さのせいもあり、つい億劫に感じがちですが、家族のイベントごととしてとらえて今年は楽しく大掃除をしてみては。

【調査概要】
調査目的: 2018年末の大掃除についての意識・実態把握
調査対象: 20歳以上の男女
調査地域: 全国(エリア区分:北海道・東北・関東・中部・近畿・中国・四国・九州)
調査方法: インターネットリサーチ
調査時期: 2019年1月25日(金)~1月26日(土)
サンプル数: 4,160サンプル〔うち高校生以下の子どもがいる1,196人〕
※全データに対してn数30未満のものは参考値として記載

ニュース参考元:PRTIMES
ニュース提供元:株式会社ダスキン

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