皇位継承にともない元号が変わり、祝賀ムードに包まれた5月。10連休が明けると、米中貿易摩擦問題やアメリカのトランプ大統領来日など、アメリカ絡みのトピックがメディアを賑わせました。気になる【フラット35】金利は6月、どのように推移したのかチェックしましょう。
米中貿易摩擦が深刻化。6月の【フラット35】の金利はどのように動く?
アメリカのトランプ大統領は、中国からの輸入品に最大25%の追加関税をかけることを発表。中国側も対抗措置として、アメリカからの輸入品に対する追加関税を最大25%引き上げるとしており、アメリカと中国の貿易摩擦はいよいよ深刻化しています。
そうした状況下、長期金利の指標となる「国債金利(新発10年国債利回り)」は緩やかに下降。連動して、5月22日に発表された機構債の表面利率も0.31%と、先月の0.33%から0.02%の引き下げとなりました。機構債の表面利率とほぼ同じ動きをする【フラット35】の金利は、どのように変動したのでしょうか。
2019年6月の【フラット35】金利は全タイプとも、0.02%の引き下げに
今月の、全期間固定金利型住宅ローン【フラット35】の融資率9割以下、返済期間21~35年の金利は0.02%引き下げとなり、機構団信を含めて1.27%に。
融資比率9割以下・返済期間15~20年の金利も0.02%の引き下げ、1.21%となりました。
また、物件価額の2割以上の頭金があれば、従来の【フラット35】よりも低い金利が適用される「ARUHIスーパーフラット8」は1.17%。
物件価格の1割以上の頭金があり、年収に対する年間返済額「返済負担率」が20%以内であれば利用できる「ARUHIスーパーフラット9」は1.22%と、こちらも先月の金利から0.02%の引き下げとなりました。
なお、2019年6月1日から取り扱いを開始した「ARUHIスーパーフラット7」は1.12%。物件価格の3割以上の頭金を用意する必要がありますが、「ARUHIスーパーフラット8」よりもさらに低い金利となっています。詳しくは、プレスリリースをご確認ください。
参考:最新の住宅ローン金利はこちら【ARUHIフラット35】
まとめ
今月の【フラット35】は全タイプともに、先月の金利から0.02%の引き下げとなりました。また、物件価格の3割以上の頭金を用意することでより低い金利で借り入れできる「ARUHIスーパーフラット7」の取り扱いもスタートしています。この機会に、【フラット35】の借り入れや借り換えを検討してみてはいかがでしょうか。
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(最終更新日:2024.05.02)