首都圏に実家がある「一人暮らし」の人に聞く『親との距離感』アンケート

首都圏を中心に『ガーラマンションシリーズ』を展開している株式会社FJネクストは、首都圏に実家がありながら、首都圏のワンルームに単身入居している未婚の20代・30代の社会人400人を対象に、実家に帰る頻度など、“親との距離感”をテーマにしたアンケートを実施した。

一人暮らしをしている理由と実家に帰る頻度について

まず、一人暮らしをしている理由について聞いたところ、約半数の46.8%が「通勤」時短短縮のためと回答している。また、実家に帰る頻度については、「半年に1回」24%が最も多く、「月1回」18.5%、「2~3ヶ月に1回程度」17%で、5割強が半年に1回以下の帰省となっている。一方で「この1年一度も帰っていない」人は14.5%だった。

実家に帰る一番の理由と目的について

実家に帰る一番の理由については、約6割がお互いの顔見せを目的としていることが分かった。年代別では、男性20代前半は「親の顔がみたい」が44.1%と高い割合を占めていた。

また、「この1年一度も実家に帰っていない」人の約4人に3人が、実家に帰らない理由について「帰るのが面倒」「親とのコミュニケーションが面倒」だからと回答。30代後半の41.7%が「親とのコミュニケーションが面倒」と答えたのに対し20代前半は0%と、年代により大きな差が見られた。

親があなたの住まいに来ることがあるかどうかについて

親が家に来ることがあるかという質問には、約6割が「この1年、一度も来ていない」と回答しているが、男女別や年代別に見ると、女性や20代前半は来訪頻度が高くなっている。また親の合鍵所持率については約3割が持っており、男性よりも女性の方が高かった。

親からの金銭的援助とその金額について

親から金銭的援助を受けているかという質問では、援助を受けている人は約1割で、20代がやや多めという結果に。援助の金額については、月当たり「1万円」が主流だが、最大21万円というケースもあった。また、援助について、感情に一番近い言葉を聞いたところ、「感謝」が75.6%と最も多かったが、「複雑」と感じる人もいた。

親のありがたみを感じるとき、実家に戻りたいかどうかについて

親のありがたみをどのようなときに感じるかという質問では、「手料理の温かさを知ったとき」が43.5%と最も多く、20代前半の男性では6割に達した。一人暮らしをやめて実家に戻りたいかを聞いたところ、全体では実家に戻りたい気持ち「0%」が46%で、30代後半を見ると56%に増大。帰りたい気持ち「50%未満」を合計すると83.5%となり、大半が実家に戻ることに消極的だった。

親との心の距離と現在の住まいと実家の距離について

親との心の距離は、現在の住まいと実家の距離より近いか、遠いかを質問したところ、「同じくらい」42.8%が最も多く、「近い」が34.8%、「遠い」22.5%となった。

また、心の距離が近いと感じる有名人親子は、1位「高橋英樹・真麻」親子、2位「関根勤・麻里」親子、3位「アニマル浜口・浜口京子」親子だった。

■調査概要
調査期間:2017年6月3日~5日
調査対象:首都圏(東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県)のワンルームの単身入居者で実家が首都圏にある社会人の未婚男女
調査方法:インターネット調査
調査人数:400人

ニュース参照元:@Press

(最終更新日:2019.10.05)
~こんな記事も読まれています~

この記事が気に入ったらシェア