楽天市場では、配偶者と同居中の30~40代の夫婦400人を対象に、家計管理に関する意識調査を実施。貯まる家と貯まらない家の違いが明らかになった。
夏のボーナスの使い道
30~40代の既婚者男女における今夏と昨年のボーナス受給額については、「変らない」が36.8%と最多だった。その使い道では「貯蓄」が72.3%と一番多く、2位が「生活費の補填」(31.3%)、3位が「ローンの返済」(29.1%)となり、生活感のある回答が目立った。
全世帯の平均貯蓄額
世帯貯蓄額については、全世帯の平均貯蓄額は848.79万円だった。内訳をみると、4人に1人が1,000万円以上貯蓄している一方で、貯蓄額が100万円以下と回答している人も4人に1人おり、貯蓄額が二極化していることがわかった。
家計の管理役別の世帯貯蓄額
家計の管理役別の世帯貯蓄額についても調査された。妻が夫婦のお財布管理をしている世帯は全体の過半数を占めており、その平均貯蓄額は792.1万円だった。一方、夫が管理役を務める世帯は全体の約3割で平均貯蓄額は985.3万円となり、妻がお財布管理をしている世帯に比べて約200万円も多かった。また、お財布を夫婦共同で管理している家庭の世帯平均貯蓄額は750.4万円で、世帯平均貯蓄額が一番低くなっていることもわかった。
各家庭のポイント活用度合と貯蓄状況の関連性
各家庭のポイント活用度合と貯蓄状況の関連性については、夫婦ともにポイントをかなり活用している家庭の平均貯蓄額は1130.19万円で、平均貯蓄額(848.79万円)をはるかに上回った。一方、ポイントを「あまり」「まったく」活用しない家庭の平均貯蓄額は691.59万円で、ポイントを活用している夫婦に比べて約400万円以上の貯蓄差があることが明らかになった。
【調査実施期間】2017年6月2日(金)~4日(日)
【調査対象者】全国の30~40代既婚男女400名(30代男女各100名、40代男女各100名)
【調査方法】インターネット調査