日本最大級のマンション相場情報サイトを運営する株式会社マンションマーケットが、港区の駅徒歩10分圏内にある中古マンションを対象として、資産性が高いエリアを調査。運営サイト「マンションマーケット」のデータをもとに、2007年時と2017年現在の平均平米単価を比較し、過去10年で価格にどのような変化したか、港区にある30エリアの中で上昇率が高いエリアトップ10を発表した。
トップ5のエリアは平米単価が10年間で20%以上も上昇!
第1位にランクインした「麻布十番」は、過去10年で平均㎡単価を27.1%も上昇。以下、「虎ノ門」「浜松町」「芝浦」「三田」の上位5エリアまで、平均20%以上と高い上昇率を記録した。
また、エリアごとにマンション別の価格推移をみると、上昇率が低かった5マンションは平均して、築23.32年。対して、上昇率が高かった5マンションの平均築年数は36.1年で、上昇率が高いマンションは比較的築年数が経っていることも分かった。
高層マンションの建設ラッシュに追随し、今後も価格上昇の見込みか
マンション価格が高騰している理由は、港区で高層マンションの建設ラッシュが続き、周辺マンションの価格も引き上げられたためだと考えられる。
株式会社不動産経済研究所の「超高層マンション市場動向2017」によると、港区で2017年以降に完成予定の高層マンションは32棟。首都圏で港区の次に建設予定数が多い中央区では18棟というデータから、港区の建設予定数が圧倒的に多いことが分かる。港区はすでに不動産価格が比較的高額なエリアだが、今後の不動産価格にも注目したい。
【調査データ】2017年5月31日時点
【調査対象】「マンションマーケット」に掲載されている中古分譲マンション
【対象エリア】赤坂、麻布十番、麻布台、麻布永坂町、麻布狸穴町、愛宕、海岸、北青、港南、芝、芝浦、芝公園、芝大門、白金、白金台、新橋、高輪、台場、虎ノ門、西麻布、西新橋、浜松町、東麻布、東新橋、三田、南青山、南麻布、元赤坂、元麻布、六本木の30エリア
【調査方法】インターネット調査
ニュース参照元:PRTIMES
ニュース情報元:株式会社マンションマーケット