こんにちは、ARUHIマガジン地域レポーターの山田ひさこです。
地元・赤羽っ子なら誰もが知っているお菓子屋さん「お菓子の種屋」。すでにメディアでも取上げられる人気スポットですが、改めて「お菓子の種屋」の魅力を紹介します。
街の一角に現れる、懐かしさいっぱいのお菓子屋さん
赤羽といえば飲み屋街が有名ですが、これまでの記事ではそのほかの赤羽の魅力を紹介してきました。今回新たに注目したいのは、そこかしこに残っているどこか懐かしい昭和レトロな街並みとお店です。
特に赤羽一番街商店街にもつながっている「赤羽中央街商店街」は、昔の姿そのままに現在も営業を行っている商店が立ち並ぶ、初めて訪れたのに「どこか懐かしい」印象を与えてくれる商店街です。そんな懐かしさ溢れる街の一角に特別な存在感を持って現れるのが「お菓子の種屋」です!
「お菓子の種屋」は、戦前に創業。当時、お店周辺には田んぼが多く、主に種や苗の販売をするお店であったため屋号が「種屋」となりました。その後、時代の変化に伴い、戦後の昭和には当たり前のように存在した街のお菓子を扱うタバコ屋さんになっていきました。現在では、主に各地のお菓子や懐かしい駄菓子が取り揃えられ、長く街の人々に愛されるお店となりました。
子どもから大人まで“ワクワクさせる”お菓子のお家
各地より取り寄せられたお菓子や懐かしい駄菓子などが、店内に美しくディスプレイされています。新しく出合う物めずらしいお菓子や子どもの頃に慣れ親しんだお菓子たちが溢れる光景は、まるでお菓子の家。たびたび「お菓子の種屋」で見かけるお父さんに連れられてやって来る子どもたちさながら、わざわざここを訪れる大人たちも胸をワクワクさせられます!
「お菓子の種屋」には、親子連れのほかにも、日常の買い物をする地元の人、お小遣いを握り締めた子どもたちなど、実に幅広い客層が訪れます。
私も子どもの頃に大好きだった駄菓子や新しく出合う駄菓子を選びながら、楽しい時間を過ごしています。そして懐かしいといえば駄菓子ばかりではなく、子どもの頃に親しんだグッズに出合えることもあります。
皆さんはどんな懐かしいモノ、そして新しいモノと出合えるでしょうか?
大人から子どもへ引き継ぎたい遊び
JR赤羽駅からも地下鉄赤羽岩渕駅からもアクセスの良い「お菓子の種屋」。赤羽散策のルートにも取り入れやすく「お菓子の種屋」のお菓子はお土産にもぴったりです!
そして実際にお店に訪れると、懐かしさは店内のみならず、昭和の駄菓子屋では定番のゲーム機や人気が再燃しているカプセルトイが並んでいます。
子どもたちと幼い頃を懐かしむ大人たちが、同じゲームに興じる様子は、どこか微笑ましく感じます。この子どもたちもいつか「お菓子の種屋」を懐かしく感じるときがやって来るのでしょう。そんな懐かしい場所として、いつまでも赤羽の街に残っていってほしいお菓子屋さんです。
誰の心にもきっとあるノスタルジーを感じに、皆さんも是非「お菓子の種屋」を訪れてみてはいかがでしょうか。
お菓子の種屋(赤羽中央街)
住所:東京都北区赤羽1-29-10
アクセス:JR「赤羽」駅徒歩5分、東京メトロ南北線「赤羽岩淵」駅徒歩3分
電話:03-3901-0240
営業時間:8:00~21:00
定休日:無休(元日のみ休み)
Twitter:@09040705sheasa
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