こんにちは、ARUHIマガジン地域レポーターの山田ひさこです。赤羽の周辺には桜のトンネルや桜が咲き誇る公園がいくつもあります。そんな中から、都会の中にあって広大な自然を味わうこともできる、荒川の土手の桜スポット「荒川赤羽桜堤緑地」を紹介します。
108本のソメイヨシノの散歩道
JR赤羽駅から徒歩15分、東京メトロ南北線「赤羽岩淵」駅から徒歩7~8分ほどで荒川土手のたもと「新荒川大橋」に到着します。その西側となる土手に「荒川赤羽桜堤緑地」として整備され、あまり多くの人には知られていない桜の名所があります。
新河岸川沿いの緑地に植樹された108本ものソメイヨシノの並木道は見事なものです!
以前訪れた際には、桜のトンネルのなかでジョギングを楽しむ人、のんびりと景観を楽しみながらサイクリングする人やワンコの散歩をする人、散歩しながらお花見を楽しむ人など、人それぞれの桜の楽しみ方をしていました。川からの風も心地よく、家族で訪れるのはもちろん、落ち着いたデートにも最適です!
そして、この「荒川赤羽桜堤緑地」には、とっておきの春の風物詩があるのです! それは、新河岸川・荒川に架かる鉄橋から桜越しに走る電車を眺めることです。写真好きの人はもちろん、鉄道にあまり興味のない人も、その光景を素敵に感じることでしょう!
桜の時期が終わる頃に出現する、もうひとつの名所
ソメイヨシノの見頃を過ぎるころ、「荒川赤羽桜堤緑地」がある土手の斜面には、もうひとつの名所が出現します。
東京都北区が「季節感あふれる彩り豊かな景観」を目指して行った23区最大規模の植栽事業で、全長500メートルにわたり植栽した約6万4,400株の芝桜が満開を迎えるのです。
土手の斜面に満開に咲く紅白の芝桜は、とても雄大で見事です。タイミングが良ければ、ソメイヨシノと芝桜が共に咲き誇る景色を楽しむこともできます。
筆者おすすめの過ごし方
実は、この「荒川赤羽桜堤緑地」の周辺には、ほかにも桜スポットがあります。
緑地入り口となる新荒川大橋を境に、反対側の土手に向かうと、北区のランドマークのひとつ「旧岩渕水門(通称:赤水門)」が壮大な姿を現します。この赤水門の周辺にも桜の木が多数植えられていて、土手周辺の緑色と桜の淡い桃色、そして赤門の朱色が見事なコントラストを見せてくれます。
赤羽の街中でランチを楽しみ、街散策をしながら「荒川赤羽桜堤緑地」そして「旧岩渕水門(通称:赤水門)」で都会の中の大自然を感じたら、再び赤羽の街中で1日を振り返りながら赤羽グルメを楽しんでみる、そんな過ごし方もおすすめです。
荒川赤羽桜堤緑地(あらかわあかばねさくらづつみりょくち)
住所:東京都北区赤羽3-29先~岩淵町41先
HP:http://www.kanko.city.kita.tokyo.jp/spot/253-2/
※「旧岩渕水門」以外の画像は東京都北区広報担当より提供
「ARUHIマガジン地域レポーター」とは?
家探しの参考になる街の情報を「そこに住む人」の目線で発信する、ARUHIマガジンのオフィシャルブロガー・ライター。地元で愛されるグルメや注目のお店をはじめ、とっておきの穴場や子連れお出かけスポットなど、知って得する情報を発信中!
赤羽の地域レポーター記事はこちら
【赤羽】メニューは3つだけ。地域に根差すカット専門店「がじゅまる」
【赤羽】心温まる乳幼児一時預かり・交流サロン「ララちゃんのおうち」
【赤羽】スパゲッティーグラタンが美味! イタリアン「ビエニビエニ」
【赤羽】こだわりの新鮮アジ料理をお楽しみあれ! 鯵専門店「鯵家」
【赤羽】最新ランチレポ! 大人の隠れ家「トリカゴ」のランチビュッフェ