こんにちは、ARUHIマガジン地域レポーター「くるみ」です。
生まれも育ちも熊谷だからこそお伝えできる、熊谷周辺のとっておきの情報を紹介できればと思います!
熊谷は昔から一途にラグビーを愛する街。日本でも数少ないラグビー専用スタジアムである熊谷ラグビー場は、ラグビーワールドカップ2019日本大会™の会場に決定したのを機に大幅に改装されました。
開催中は、試合を行う各国の国歌を覚えて一緒に合唱するなど、海外からやってきたラグビーファンや選手を献身的におもてなしする熊谷市民の姿も話題になりました。
今や「世界基準のラグビー場」に生まれ変わった熊谷ラグビー場の、スタジアム見学ツアーが開催されていると聞いて見学してきました!
世界基準のラグビー場に潜入!
熊谷ラグビー場は、熊谷スポーツ文化公園内にあります。
JR熊谷駅からは路線バスで約15分の距離。ラグビーの試合開催以外の日は、熊谷スポーツ文化公園の駐車場が利用できます。
スタジアム見学ツアーは無料で参加できます。所定の待ち合わせ場所に着くとすでに受付の列が。ラグビーのトップリーグ開幕直後とあって大盛況でした。
埼玉県ラグビー協会ボランティア「BAND」のスタジアムガイドにより、ついに熊谷ラグビー場に潜入です!
スタンドからグラウンドを眺めると、冬なのに青々とした芝生が目に飛び込んできます。芝は改装のタイミングで冬でも青い芝を維持できる品種に入れ替えられたそう。
青と白で彩られた座席は約2万4,000席あります。メインスタンド側にはVIP席がありました。
客席はVIP席ではなくても、どのエリアからみても見やすい傾斜がついています。
客席からグラウンドを見渡して真っ先に思ったのは、グラウンドまでの距離がかなり近くに感じられること。このグラウンドで大きな身体のラグビー選手が走ってボールを奪い合う姿を想像すると、その迫力や臨場感を肌で感じられること間違いなしですね。
普段は入ることができない選手使用エリアへ
ロッカールームは、円形に形作られていました。
まだほんの数ヶ月前、テストマッチで南アフリカ共和国代表相手に敗れた日本代表は、ここでワールドカップに向けた準備や反省をしていたのですね。
ロッカールームから奥に進んでいくと、クールダウンするための浴槽やシャワールームも見学することができました。
ラグビー選手の大きい身体に合わせて備え付けのシャワーヘッドがすべて大きいのは、ラグビー専用スタジアムである熊谷ラグビー場ならでは。
グラウンドに入る前の待機エリアのコンクリートの壁には、ラグビー日本代表のヘッドコーチのジェイミー・ジョセフ氏と前ヘッドコーチのエディー・ジョーンズ氏のサインが書き残してありました。
日本ラグビー界の歴史に名を残す名将が2人ともサインを書き残していったということは、この熊谷ラグビー場を気に入った証ではないでしょうか。
2020年からはラグビーのトップリーグで多くの日本代表選手を擁するパナソニック ワイルドナイツのホームスタジアムとしても使用されています。
ラグビーの人気の高まりとともに、これからさらに注目度を増していくであろう熊谷ラグビー場。スタジアム見学ツアーは月に1回のペースで開催されていますので、興味のある人はぜひ訪れてみてください。
詳しくはこちら
【世界水準の熊谷ラグビー場】スタジアム見学ツアー開催のお知らせ
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