こんにちは! ARUHIマガジン地域レポーターのきちこです。
井の頭恩賜公園は三鷹市と武蔵野市にまたがる日本で最初の郊外公園。開園から百年以上経つ歴史のある公園です。そんな観光スポットとしても有名な井の頭恩賜公園内に「水生物園」があるのを知っていますか? 井の頭池のほとりにある小さな施設で、水辺で暮らす生き物に出会うことができます。
井の頭池の生態系を回復させる「かいぼり」がニュースでも注目を集め、大きな話題を呼んだのがここ数年の話なので、そこから井の頭恩賜公園を知ったという人もなかにはいるかもしれませんね。
そんな井の頭池の周辺に住む生き物について知ることができるのも、水生物園の見どころの一つです。また、水生物園は子どもにとってちょうどいいサイズ感なので、井の頭恩賜公園に子どもと行く機会があればおすすめしたいスポットです。
鳥類エリアでは自然をいっぱい感じられる!
園内に入ると、まず鳥類エリアが広がっています。
なかでも私のお気に入りは、井の頭池にかかるように作られたハクチョウデッキ。水辺に生息する鳥類を見ながら、井の頭恩賜公園内にある井の頭弁財天を眺めることができます。
水と木々に囲まれた開放的な空間は、歩いているだけで気持ちが良いです。
また、いつ行っても子どもたちが興味津々に眺めている人気の展示は「たまごハウス」。さまざまな鳥のたまごが展示されていて、大きさや色の違いを見て楽しむことができます。
魚にタッチも! 見て触れて知る「水生物館」
そして園内奥に進んで行くと見えてくるのが水生物館。ここでは関東周辺に住む淡水生物を見ることができます。
ここで子どもに大人気の展示が、魚にエサやりやタッチすることができるタッチ水槽! 手を水中に入れて喜ぶ子どもや、怖がる子どもなど、反応を見ている親も楽しめます。やってみるとわかりますが、エサをくれるのだと勘違いして近寄ってくる魚もいるので、けっこうくすぐったい! ちなみに、5歳以下の子どもは無料でエサやり体験もできますよ。
過去と現在の井の頭池の様子を再現した大きな2つの水槽では、時代と共に変化してきた井の頭池の様子を見ることができます。また、かいぼり前とかいぼり後の変化を知ることもでき、展示から水辺環境が抱える問題を身近に感じることができるのではないかと思います。
展示物には子どもも見やすいように台が設置されているなどの配慮もあり、大きな動物園や水族館のような華やかさはありませんが、子どもも大人も楽しめる場所となっています。
ちなみに、水生物園の入館料でお隣の本園(動物園)に入園することもできるので、時間がある人はそちらも一緒に行ってみてくださいね。
井の頭自然文化園・水生物園(分園)
住所:東京都三鷹市井の頭4丁目1
電話:0422-46-1100
開園時間:9:30~17:00
入館料:一般400円、中学生150円、小学生以下、都内在住・在学の中学生は無料
公式HP:https://www.tokyo-zoo.net/zoo/ino/hours.html
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