こんにちは、ARUHIマガジン地域レポーターのきちこです。
パンや麺もおいしいけれど、日本人にとってのソウルフードと言えば”米”。なかでもおむすびは、特になじみ深い食べ物なのではないでしょうか。今回は、吉祥寺で70年以上愛される「金井米穀店」のおむすびを紹介します。吉祥寺に訪れた際にはぜひ立ち寄ってほしいお店です。
伝統ある雰囲気はそのまま、味のある米屋
金井米穀店は戦後間もない頃から続くお米屋さん。6年前に建物をリニューアルしたそうですが、味のある雰囲気は残ったまま、存在感のある建物が印象的です。清潔感のある店内では、さまざまな産地・品種のお米がずらっと並んでいます。
スーパーマーケットやネット通販でしかお米を購入したことがない私にとって、お米屋さんのこのような光景は、なつかしいというよりも新しく感じました。
昔の人はこうやってなじみの米屋にお米を買いに行くのが当たり前だったのでしょうが、最近では私のように米屋でお米を買った経験がない人も多くいるのではないでしょうか。
昼すぎには売り切れてしまう具材も
そんな金井米穀店で人気なのが「おむすび」です。
お米は月替わりで産地・品種の異なるものを使い、お店で販売されているお米の味を実際に味わうことができます。具材は定番のものから曜日限定メニューも。
この日は昼すぎにお店を訪れましたが、売り切れてしまった具材や残り少ない具材もあり、人気ぶりがうかがえました。
売り切れてしまえばその日の分はもうおしまいなので、おむすび目当てに行くのであれば早い時間帯に行くほうがいいかもしれません。
おむすびの販売状況はTwitterなどSNSでも発信しているので、気になる人はぜひチェックしてみてください。
お米のおいしさが最大限に引き出されているおむすび
この月のおにぎりは、「令和元年産 山形県鶴岡 米の里 減農薬・減化学栽培“どまんなか”7分づき」。
おむすびを食べる前にここまでの情報を得ることはなかなかないですよね。
実際に食べてみると、やさしく握られているお米は粒のほどけ具合がちょうどよく、胚芽の食感も少しだけ感じられます。
噛むほどにごはんの甘みが感じられ、中の具材は主張し過ぎることなくちょうどいい塩梅。子どもと一緒にあっという間に完食しました。
素朴ながらも記憶に残る味わいのおむすびは、お米本来のおいしさを再認識させてくれるものでした。
米離れが話題になることもありますが、金井米穀店のおむすびを食べたらきっとお米の魅力に引き込まれるでしょう。
金井米穀店
住所:東京都武蔵野市吉祥寺本町2-26-9
電話:0422-22-5439
営業時間:月~金曜9:00~18:00、土曜9:00~19:00、日曜9:00~18:30
公式HP:http://www.kanai-come.com/index.html
Twitter:@kanaicometen
Facebook:株式会社 金井米穀店 @kanaicometen
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