ARUHIマガジン地域レポーターの埼玉県在住の夫婦「ゆうさんくるさん」です。
まだ埼玉県に引っ越して日が浅いゆうさん(夫)と根っからの埼玉県民のくるさん(妻)が自分たちも気付いていない地域のおもしろさや楽しさを体験してみなさんに紹介します。
今回は埼玉県川口市にある「川口市立グリーンセンター」を散策した様子をお届けします!
広々とした園内で思うままに楽しもう
埼玉県川口市の安行地域に「川口市立グリーンセンター」(以下、グリーンセンター)はあります。
アクセスは最寄駅の埼玉高速鉄道「新井宿駅(あらいじゅく駅)」から徒歩10分、または川口駅や東川口駅からバスで25分の距離にあります。
グリーンセンターには無料駐車場があるため、車で行くことをオススメします。
グリーンセンターの入園料は大人310円、高校生100円、子ども(4歳〜中学生)100円と埼玉県内のレジャー施設と比べると安価なため、頻繁に行ってもお財布にやさしいのも魅力です。
広々とした園内で思うままに楽しもう
グリーンセンターに一歩足を踏み入れると、視界のほとんどが花、植物、そして木々!
遠目に見えているのはグリーンセンターのシンボル「大温室」です。
早速大温室へ向かいたい気持ちを抑えつつ、まずは園内マップを確認しましょう。
グリーンセンターには正門と東門の2ヶ所入口があり、今回は正門から入園しました。
園内の西側には走り回れる大芝生やレストラン、東側には大温室や子ども向けのわんぱく広場など子連れファミリーにうれしいエリアがたくさんあります。
行き先を決めずに散策しても移り変わる景色を楽しむことができるため、夫婦で会話しながら散歩するのも楽しいと思います。
この日は夫婦でグリーンセンターを訪れていたので、散策の一例を紹介します。
園内のオブジェを鑑賞していると、身長を軽々超えるような植物(パンパスグラス)に出くわして驚愕! 大きな木々はどこにでもありますが、細い植物で身長を超えるサイズにはなかなか出会えません。
何気なく置いてあるこちらの石、日本国民ならもれなく知っているはず。「君が代」の歌詞に出てくる「さざれ石」です。さざれ石の登場に夫婦で驚いてしまい、思わず歌詞の意味をその場で調べるなどして盛り上がってしまいました。
ほかにも遠目でもわかるほど高所に掲げられた謎の球体の正体を探りに行くなど、思いつくままに楽しみました(球体の正体はぜひグリーンセンターで確認してください)。
驚きや発見を繰り返しながら散策をたっぷり楽しみ、グリーンセンターのポテンシャルを感じました。
子連れならわんぱく広場へ一直線!
子どもにたくさん楽しんでほしい人はグリーンセンター内東側に位置する「わんぱく広場」へ行きましょう。子どもが楽しむためのローラーすべり台や遊具、砂場が用意されています。
その中でも一際目立ているのは「展望スベリ台」です。
展望スベリ台は高さ20メートルもある展望台兼スベリ台で、無料で楽しむことができます。5歳以上を対象年齢としていますが、5歳以下でも保護者といっしょなら利用することができます。
利用時間が10:00~15:30と限られており、雨天時は使用中止になることがあるため、天気に恵まれたときは親子で挑戦してほしい遊具です。
グリーンセンターのミニ鉄道に乗ろう!
わんぱく広場内を走るミニ鉄道も子どもに人気です。1回乗るごとに別途220円が必要になりますが、530円の回数券(3枚つづり)を購入すれば、130円もお得になります。
こちらの回数券は1度に3枚使うこともできるため、家族で乗車することも可能です。
園内にはレールが敷かれ、本物さながらの踏切も設置されています。
ミニ鉄道にも種類があり、新幹線E2、E3、E4、西鉄ED200形電気機関車のほか、土・日曜、祝日の13:00~14:30限定でミニSL(蒸気機関車)も運行しています。電車が好きな子どもは必ずや楽しんでくれるでしょう。
大温室で身近な非日常を体験!
グリーンセンターの目玉でもある大温室は必ず立ち寄ってほしいエリアです。
大温室は八角形の形をした2つの温室と水性温室が組み合わさり、1年中熱帯植物を鑑賞することができます。
内部は天井が高く広々とした空間で、植物に囲まれて非日常を感じられます。室内の一部では高所に登ることができ、熱帯植物を間近で観察できますよ。
大温室の魅力は普段身近な熱帯植物を観察できることです。たとえばこちらは何の植物かわかりますか?
この植物はみなさんが普段よく口にしているコーヒーの原材料であるコーヒー豆が採れる「コーヒーノキ」です。
ダジャレではないことはこちらを見ていただければわかると思います。
コーヒーノキ以外にもパイナップルやバナナなどもあり、子どもでも十分に楽しむことができます。
そのほかにもサイズ感に驚くアロエや食虫生物として有名なウツボカズラ、アフリカをイメージしたようなサボテンの展示など、温室だけでも長時間楽しめる工夫が凝らされています。
まとめ
グリーンセンターにはほかにも噴水やアトリエ、バードセンターなど当記事で紹介しきれないほど楽しめる要素がたっぷり詰まっています。
さらに季節ごとに植物や花々が移り変わるため、何度行っても毎回違う顔を見せてくれそうです。
ゆっくり夫婦の時間を過ごすのもよし、目一杯子どもを遊ばせるのもよし。魅力いっぱいのグリーンセンターを堪能してください。
川口市立グリーンセンター
住所:埼玉県川口市新井宿700
営業時間:9:00~17:00(入園は16:00まで)
定休日:毎週火曜、祝日翌日、年末年始(そのほか臨時休業あり)
入園料:一般 310円、高校生 100円、子供(4歳~中学生)100円
アクセス:【バス】JR川口駅東口7番乗場「グリーンセンター」停留所下車またはJR東川口駅南口1番乗場「グリーンセンター」停留所下車。【電車】埼玉高速鉄道「新井宿」駅から徒歩約10分
公式HP http://greencenter.1110city.com/index.html
※無料駐車場(630台分)あり、障害者減額制度あり
【川口の地域レポーター記事はこちら】
【川口】大人の社会科見学! 歴史感じる「文化施設はしごツアー」を満喫
【川口】ここが道の駅? 植物園みたいな「川口緑化センター 樹里安」
【川口】日本万華鏡博物館できらびやかな世界を堪能!
「ARUHIマガジン地域レポーター」とは?
家探しの参考になる街の情報を「そこに住む人」の目線で発信する、ARUHIマガジンのオフィシャルブロガー・ライター。地元で愛されるグルメや注目のお店をはじめ、とっておきの穴場や子連れお出かけスポットなど、知って得する情報を発信中!