名前・性別 | Hさん 男性 |
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年代(購入時) | 20代後半 |
職業・業種 | 物流・清掃業 |
雇用形態・年収 | 正社員・430万円 |
家族構成 | 夫婦+子ども2人 |
勤務地・通勤時間 | 愛知県安城市・20分 |
社会人歴・転職回数 | 14年・1回 |
勤務先の社歴(ローン実行時) | 8年 |
物件所在地 | 愛知県西尾市 |
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アクセス | 名鉄西尾線/西尾駅 自動車10分弱 |
物件種別・間取り | 新築注文住宅・3LDK+S |
購入価格 頭金 |
土地1,200万円+建物2,400万円 100万円 |
住宅ローン | 全期間固定金利型(【フラット35】S)9割+変動金利(半年型)1割 |
住宅ローン 返済額 返済期間 |
月12万円(ボーナス払いなし) 35年 |
引越し前の所在地 | 愛知県西尾市 |
購入前の家賃・間取り | 8万5,000円 2LDK |
結婚後、貸家暮らしを続けていたHさんは、2人目の娘さんの出産を控えて注文住宅を建てることに決めました。躯体の安全性にこだわったハウスメーカー選びや、エリア重視の土地探し、こだわりの家づくりまで、振り返っていただきました。
2人目のお子様誕生を前に、マイホームを検討
結婚を機に、名鉄西尾線/米津駅から徒歩15分ほどの貸家で3年ほど暮らしました。勤務先に近く便利でしたし、新築で日当たりもよく、快適な毎日でした。
しかし、2人目を授かりましたので、将来的に2LDKでは手狭になると思いました。「いつかはマイホームを」という想いや、慣れ親しんだ戸建てへの思い入れもあり、自分たちの家を持つことを決意。「実家を建て替えて同居する」という選択肢もありましたが、親には甘えずマイホームを建てて、地に足をつけたいと思いました。
基礎からしっかりと作ってくれるハウスメーカーに依頼
はじめは、基礎が盤石な古民家を購入してリノベーションで再生させることを考えました。インターネットで情報収集をしたり、地元の不動産会社に声をかけたりして物件を探しましたが、イメージしていたような質の高い中古住宅が見つからず断念。並行して考えていた注文住宅に的を絞りました。
建物にこだわりたかったため、まずは施工会社探しを開始。住宅展示場へ足を運んで10社ほど見学した他、昔ながらの大工さんがいる工務店も検討。日本の風土にマッチした古くから伝わる建築技法を大切にしつつ、独自の工法も用いて盤石な基礎を築いてくれそうな、地域密着型の会社に依頼を決めました。
夫婦どちらの実家にも近い土地を発見
土地は、実家にも職場にも近い西尾市内で、災害リスクが低そうな場所を探しました。地元の不動産会社にお願いし、時間をかけて探すつもりだったのですが、私と妻の実家の中間に位置する土地が出ました。長男長女の私たち夫婦にとってはとても魅力的な立地で、日常生活に必要な一通りのスポットが近隣に揃っています。閑静な住宅街で落ち着いて暮らせそうでしたので購入を決めました。
団信への加入が任意の【フラット35】を選択
住宅ローンに関しては、ハウスメーカーさんからメガバンクなど3社の金融機関を紹介して戴きました。その中で、地元の銀行に決めました。土地は変動金利にて先に決済を済ませ返済をスタートさせていましたが、住宅購入の直前に病気が発覚。団体信用生命保険に入ることが難しくなってしまいました。必然的に、団信の加入が必須条件ではない【フラット35】を扱う金融機関を選ぶ必要が生じ、該当する金融機関を検索。金利が低く、実店舗があり安心のアルヒ株式会社を選択しました。
借り入れから2年が経ち、住宅ローン金利が下がってきましたので、現在は借り換えを検討しています。シミュレーションの結果、数百万円のメリットがあることが分かったのですが、手数料のことなどを考えて躊躇してしまいました。住宅購入時に自動車のローンを完済したこともあり、しばらくは貯蓄に専念。もう少し手元の現金が溜まったら再び、借り換えを検討したいと思います。
デザインと住み心地を両立した住まい
家づくりは「やらずに後悔するなら、やって後悔したい」という想いで臨みました。住み心地だけならプロの意見に従った方が良いと思うのですが、せっかくなので“自分のテンションが上がる”デザインにこだわりたかったんです。使い勝手と両立できるプランニングを心掛けました。
例えば、リビングの床にはアカシアの無垢フローリングを敷設。無垢材ならではの色や質感を楽しめますが、食器に使われるほどの耐水性・耐久性があります。キッチン横の壁はモザイクタイル張りに。赤を多く取り入れることでキッチンを明るく彩りつつ、油がハネても拭き取りやすく清掃性に優れています。キッチンの上部には特注で集成材の垂れ壁を設けてデザインのポイントとしつつ、調理の匂いが拡散しないように配慮しています。
住みながらも続く家づくり
新居が完成し、家族それぞれがお気に入りの場所を見つけています。シチュエーションに応じて居心地の良い場所が変わることからも、この家のポテンシャルの高さを感じています。
新居を建てて貰う当初から、引渡し時に家が完成している必要はないと思っていました。住み続けながらも尚“家づくり”を楽しみ続けたいと思っています。現在は庭が手付かずですので、ウッドフェンスを作ったり、土間コンクリートの駐車場を作ったりしています。手を加えてより自分たちに合った住まいに仕上げていく毎日を楽しんでいます。
(最終更新日:2019.10.05)