「東京23区別・中古マンション価格上昇率ランキング」を発表!

中古マンションの売買仲介を行う株式会社マンションマーケットは、同社が運営するマンション相場情報サイト「マンションマーケット」のデータを基にした「東京23区別・中古マンション価格上昇率ランキング」を発表した。「マンションマーケット」では全国約10万棟のマンションの相場価格(資産価値)や、過去の価格推移、賃料相場などが公開されている。今回は、サイト内に掲載されている中古分譲マンションを調査対象に、東京23区ごとの平均㎡単価の上昇率を比較してランク付けを行った。ランキングに用いたデータは、区ごとの2015年12月の平均㎡単価と、2016年12月21日時点の平均㎡単価から上昇率を算出したものとなっている。

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東京23区別・価格上昇率ランキングの第1位は「足立区」107.32%。足立区は2016年12月の平均㎡単価が33.7万円と23区内で最も低いことからも分かるように、高額なマンションがあるイメージは弱い。しかし、価格の“上昇率”で比較すると1位という結果になった。この1位「足立区」から7位「葛飾区」までのランキング上位は都心以外のエリアが占めている。1位「足立区」、2位「荒川区」107.08%、3位「台東区」106.43%、4位「墨田区」106.31%、7位「葛飾区」105.33%は“城東エリア”、5位の「文京区」106.11%、6位の「板橋区」105.44%は“城北エリア”となっている。続く8位は「千代田区」104.90%、9位「江戸川区」104.85%、10位「港区」104.83%だった。「千代田区」や「港区」のような都心エリアは常に注目を浴びやすいエリアだが、“上昇率”で比較すると普段はあまりスポットライトが当たらない都心以外のエリアが上位となる面白い結果となった。
今回の調査の結果、区によって差はあるものの、東京23区全エリアの平均㎡単価が比較前年同月比増という結果になった。2015年の価格高騰時の急激な価格の伸びが、現在も影響を残しているマンションも一部にはあるかもしれないが、現在は下降気味のマンションも少なくない。2017年、不動産市況がどのように変化するのか今後も注目だ。

ランキングの詳しい内容はこちら【http://mansion-market.com/sapuri/2016_mansionprice/

ニュース参照元:PR TIMES
ニュース情報元:東京23区別・マンション価格上昇率ランキング

(最終更新日:2019.10.05)