中古マンションの売買仲介を行う株式会社マンションマーケットが、同社が運営するマンション相場情報サイト「マンションマーケット」のデータを基に、港区にある“タワーマンション”の価格上昇率を調査した。今回の調査対象は、「マンションマーケット」に掲載されている港区に存在する分譲中古マンションで、20階以上の高層マンションを“タワーマンション”と表記している。マンションマーケットが独自に算出した価格データの2015年11月と2016年11月の平均㎡単価から価格上昇率が算出され、ランキング化された。
価格上昇率が最も高かったのは「元麻布ヒルズ」(119.61%)。1年間で最も大きな価格変化があったのは、2016年7月から9月にかけての約30万円の㎡単価の上昇だったが、この上昇価格は今回のランキングの中で突出して高いものではなかった。価格が急激に高騰したマンションの中には、価格が急降下するケースもあるが、元麻布ヒルズは安定した価格推移をたどっていることが分かった。
2位は「六本木ヒルズレジデンスB棟」(119.05%)。㎡単価の動きは2016年に入ってから緩やかに上昇を始め、その波は8月まで続いたが、その後約1ヶ月で20万円以上下落した。しかし、過去と比較するとまだまだ高い価格をキープしており、第2位にランクインした。10月に入って価格が若干上向きになりつつあったが、11月に再び価格を落としており不安定な状況にある。
3位は「マジェスタワー六本木」(115.82%)。2015年から2016年7月にかけての㎡単価は約153万円を保っており、7月以降は上昇を続けてきた。2016年11月の㎡単価も10月に比べて約10万円プラスとなっている。
調査結果の詳細はサイトへ
【http://mansion-market.com/sapuri/towermansion-kakaku-minatoku/】
ニュース参照元:PR TIMES
ニュース情報元:【港区】タワーマンション価格上昇率ランキングベスト10