【東京都荒川区・新築マンション】日暮里駅近くの物件を購入。家族が増えても快適に暮らすIさん

■プロフィール
名前・性別 Iさん 女性
年代(購入時) 30代前半
職業・業種 事務職・卸売
雇用形態・年収 正社員・500万円
家族構成 本人
勤務地・通勤時間 東京都中央区・30分
社会人歴・転職回数 16年・7回
勤務先の社歴(ローン実行時) 1.5年
■購入物件情報
物件所在地 東京都荒川区
アクセス JR山手線/日暮里駅 7分
物件種別・間取り 新築マンション・2LDK
購入価格
頭金
3,500万円
なし
住宅ローン 変動金利(半年型)※借り換え後:全期間固定金利型(【フラット35】)
住宅ローン 返済額
返済期間
月10万円弱(ボーナス払いなし)※借り換え後:月14.6万円(ボーナス払いなし)
35年※借り換え後:20年
引越し前の所在地 東京都台東区根岸
購入前の家賃・間取り 9万円 2K

東京都台東区のマンションで一人暮らしをしていたIさんは、もっと快適な環境で暮らしたいと、マイホームへの住み替えを検討。近所の新築マンションを購入しました。購入の決め手や住宅ローン審査での苦労、新居でのその後を伺いました。

老朽化したマンションでの暮らしを経て

元々、台東区根岸のマンションで暮らしていました。JR山手線/鶯谷駅と、地下鉄日比谷線/入谷駅からいずれも徒歩10分という利便性が高い立地でしたが、築20~30年の古い建物だったため、給湯器が故障していたり、玄関の天井から雨漏りが発生したり、決して快適とは言えない状況。4年間ほど暮らした後、住み替えを考えました。

そんな時に、マンションのチラシが入っていました。現在の家賃と同じくらいの返済額で購入できると書いてあり、最寄り駅から10分以内。前居から徒歩圏内ということが嬉しく、「引っ越しもラクそう」と思い、見学へ行ってみることにしました。

玄関から伸びる廊下。玄関と居間の間に仕切りがあるのが嬉しいです。
玄関から伸びる廊下。玄関と居間の間に仕切りがあるのが嬉しいです。

日当たり良好・家具付きのマンションを購入

2色刷りの簡易的なチラシだったため「少し怪しいかも」と感じていたのですが(笑)、既にマンションを購入している友人に同行してもらい現地を訪れました。リビングと洋室の間を引き戸で間仕切りできる間取りや、充実した収納スペース、24時間ゴミ出しができることも魅力でしたね。前居が建物に隣接して暗かったので、日当たりも気にしていましたが、南向きで問題ありませんでした。

同行した友人も「57平米あれば、将来結婚してもそのまま暮らせていいんじゃない?」と言ってくれました。モデルルーム販売住戸だったため、備え付けの照明やカーテン、テレビ台、ソファ、ラグなどをそのままいただけるとのこと。初期費用を抑えることができることもメリットでした。

上の階も空いていたので合わせて見学しましたが、高層階にそこまでメリットを感じていなかったため、値ごろ感のあるチラシに掲載されていた住戸の購入を決めました。

洋室には、2人の洋服や本等を置いています。小さいながらもウォーキングクローゼット付きなのが、お気に入り。
洋室には、2人の洋服や本等を置いています。小さいながらもウォーキングクローゼット付きなのが、お気に入り。

住宅ローン審査がなかなか通らず難航

物件価格は当初、3,900万円で提示されていました。しかし、残り3~4戸のタイミングだったこと、モデルルームとして使用されていたことから買い手がつかなかったようです。先方が早く売りたかったようで、住宅ローンの借入先を積極的に探してくれた上、400万円の値下げも申し出てくれました。

住宅ローンははじめ、メガバンクを検討したのですが、転職から日が浅かったので審査がおりませんでした。その後、女性向けの商品を提供する金融機関を紹介してもらったのですが、そこでも良い返答を得られず。信用金庫をいくつか調べていただいた後、最終的には、自分がメインバンクとして使用している大手銀行で審査が通りました。

白基調の清潔感のあるトイレ。上部に戸棚があり、清掃用品をしまえるのが良いです。
白基調の清潔感のあるトイレ。上部に戸棚があり、清掃用品をしまえるのが良いです。

低金利が続く、返済期間20年以下の【フラット35】

住宅ローンを組んでからは、変動金利で半年ごとに金利が更新されるため、その度にビクビクしていました。「いつか固定金利に借り換えたい」とずっと思っていたところ、2015年2月に住宅ローン金利が下落。その時点では夫と結婚しており、いろいろと調べてくれました。

その結果、アルヒ株式会社の【フラット35】に借り換えを決意。借入期間を20年に抑えれば、抑えた金利を継続できることが分かったのでお願いしました。返済期間を短縮したことで月々の支払額は増えましたが、結婚以降、生活費を分担できるようになりましたので、無理なく返済できています。

キッチン横の洋室は寝室として使用。「一人暮らしを始めた頃に母が買ってくれたベッドがなぜかダブルベッドで(笑)、現在も愛用中です」
キッチン横の洋室は寝室として使用。「一人暮らしを始めた頃に母が買ってくれたベッドがなぜかダブルベッドで(笑)、現在も愛用中です」

結婚後もマイホーム暮らしを満喫

新居に住み始めて4年目で結婚。現在は夫と二人暮らしですが、広さは十分で快適です。余裕があった収納が若干足りなくなった印象はありますが、今のところ問題はありません。大通りに面しているので人の目が常にあり、防犯面も安心できます。窓を閉めていれば自動車の音もあまり気にならず、静かに暮らせています。夫は出張が多いので、羽田空港にも東京にも出やすい「日暮里」駅に近い立地が便利だと喜んでいますね。

マイホームで暮らしてみて改めて感じたのですが、「自分の家だ」と思うと愛着が湧きます。現在は家具の統一感があまりないので、タイミングを見ながら揃えていきたいですね。ただ、「家族の人数が増えたらもう少し広いところに引っ越したいね」とも話しているんです。利便性が高い立地なので値崩れの恐れが少なく、将来売却することになっても安心です。

洗濯物は、洗濯機についた乾燥機能で乾かし、それでも乾かないものは浴室乾燥を利用。バルコニーは排気ガスが気になるし、道路から丸見えなのでほとんど使いません。 浴室は追い炊きや浴室乾燥がついていることが嬉しいですね。冬場はよく追い炊きを使っています。
洗濯物は、洗濯機についた乾燥機能で乾かし、それでも乾かないものは浴室乾燥を利用。バルコニーは排気ガスが気になるし、道路から丸見えなのでほとんど使いません。 浴室は追い炊きや浴室乾燥がついていることが嬉しいですね。冬場はよく追い炊きを使っています。
(最終更新日:2019.10.05)
~こんな記事も読まれています~