日本最大の住まいと暮らしの実例写真共有サービス「RoomClip(ルームクリップ)」を運営するTunnelは、2016年の「住まいとインテリア」の注目ワードベスト10となる「RoomClip Award 2016」を発表した。これは、ルームクリップ内に投稿されている約180万枚の住まいと暮らしの実例写真と、写真に付与された約8000万件を超える“いいね”数、タグやコメント約1900万件などのデータを分析して選出された。
結果は、1位:西海岸インテリア、2位:シンデレラフィット、3位:ねこと暮らす、4位:白のチカラ、5位:装飾系リメイク、6位:エフォートレス、7位:セルフリノベ系DIY、8位:bohoスタイル、9位:しただけインテリア、10位:アウトドアミックスとなった。
1位の「西海岸インテリア」とは、2013年春に登場した西海岸のライフスタイルを象徴するインテリアスタイルのこと。塩系インテリアに代わり、今回1位に輝いた。2位の「シンデレラフィット」は、収納術のひとつだ。ガラスの靴にシンデレラの足が入ったように「このブランドの棚には、このブランドのボックスがぴったりと収まる」という情報交換が活発に行われた。3位は「ねこと暮らす」社会現象にもなった“ねこブーム”は、によって、インテリア業界がねこ向けのインテリアアイテムを充実させるより早く、住み手がDIYなどによってインテリアとマッチさせた「ねこと暮らす」スタイルを考案し、広くシェアされていった。
2016年は、DIYの進化が目覚ましい1年だったと言える。新しい間仕切りや窓枠、タンクレストイレのなど、従来より高度なDIYのノウハウがシェアされた。新しいスタイルも複数登場し、インテリアは多様化の時代を迎えている。これからは、「何が流行っているか」より「自分にとって何か良いか」で意思決定する人が増え、住まいや暮らしづくりに積極的なマインドに変化していくと考えられる。
ニュース参照元:PRTIMES
ニュース情報元:RoomClip Award 2016