名前・性別 | Aさん 男性 |
---|---|
年代(購入時) | 30代中盤 |
職業・業種 | 管理職・サービス業 |
雇用形態・年収 | 正社員・1,000万円 |
家族構成 | 夫婦 |
勤務地・通勤時間 | 東京都港区・35分 |
社会人歴・転職回数 | 25年・0回 |
勤務先の社歴(ローン実行時) | 13年 |
物件所在地 | 東京都江東区東雲 |
---|---|
アクセス | 東京メトロ有楽町線/辰巳駅・東京臨海高速鉄道/東雲駅 各10分 |
物件種別・間取り | 新築マンション・2LDK+S |
購入価格 頭金 |
4,980万円 1,600万円 |
住宅ローン | 全期間固定金利型(【フラット35】) |
住宅ローン 返済額 返済期間 |
月10~15万円(ボーナス払いあり 30年 |
引越し前の所在地 | 東京都大田区 |
購入前の家賃・間取り | 15万円 1LDK |
タウンハウスでの暮らしを経て、マイホームの購入を決めたAさん。建売戸建てなども検討しつつ、最終的に選んだのは、当時徐々に増えつつあった「タワーマンション」でした。購入の決め手は何だったのか、お話を伺いました。
<前編>
田園調布に佇むタウンハウスでの暮らし
結婚を機に、当時の妻が独身時代に暮らしていたエリアに近い、東急東横線「多摩川」駅から徒歩10分のタウンハウスへ引っ越し、2年半ほど暮らしました。田園調布の桜坂が近い住宅街で素敵な場所でしたし、住戸も50平米以上と広かったですね。しかし、周辺に飲食店が少ないこと、駐車場代が嵩むこと、木造で音漏れが気になったことから引越しを考えるようになりました。
三軒茶屋駅から徒歩圏内の狭小戸建てを購入?
結婚して2年以上経っていましたので「次はマイホームかな」と考え、東急田園都市線、世田谷線の「三軒茶屋」駅から徒歩10分の建売住宅を契約することに決めました。しかし、住宅ローンが通らなかったんです。使用していない物も含め、たくさんのクレジットカードを所有していたため、申告漏れがあったようで引っかかってしまいました。
また、ここにきて妻が、3階建ての狭小住宅を購入することに乗り気ではなかったことが分かりました。加えて、数戸を同時に分譲する建売住宅は隣地との間隔をギリギリに設定していることが多く、建て替えようと思った時に難航するケースがあることも知りました。少し不安になってしまい、結局この話は白紙に戻しました。直後にカードは全て解約し、住宅ローン審査に対する問題点はクリアしました。
当時は目新しかったタワーマンションとの出会い
そんなときに広告で、江東区東雲のマンションを見つけました。当時はまだタワーマンションの数が少なかった時代で、これだけ大規模な建物が造られることに、街の将来性を感じましたね。夫婦でよく出掛けていたお台場まで至近という立地も魅力でした。販売開始に合わせてお台場にモデルルームがオープンしたため、早速足を運びました。
割安と思える価格帯に惹かれて
第一印象は「思ったよりも安い」ということ。「マンション=高い」という先入観があり、6,000~7,000万円は掛かると思っていたのですが、実際には100平米で3,000万円台の住戸もありました。見学に来た方も口々に「安い」と言っていましたね。大手デベロッパーが手掛ける物件で、「数年に1回、話題集めのために安いマンションを供給しているらしい」という噂が飛び交うほど(笑)。真偽のほどは分かりませんが、現実的に購入できそうな価格だったこと、妻が気に入ってくれたことから購入を決めました。
品川や豊洲のマンションもチェック
契約直前に、他にも何軒かのマンションを見学しました。当時、品川の港南エリアが新幹線駅開業の影響で盛り上がりを見せていたのですが、気になる物件は駐車場代が毎月4万円以上かかることがネックでした。東雲のマンションは1万円台~ありますので、その差は歴然でしたね。
地下鉄有楽町線「豊洲」駅と東西線「木場」駅の中間に位置する大規模マンションは同じくらいの物件価格で、90~100平米という広さ。ギリギリまで迷いました。最終的には「タワーマンション」に対する目新しさや漠然とした憧れが勝って、東雲の物件を購入した形です。
【後編を見る】江東区東雲の新築マンションを購入後に引っ越し。「貸す」選択>>
(最終更新日:2019.10.05)