名前・性別 | Mさん 男性 |
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年代(購入時) | 40代前半 |
職業・業種 | 倉庫管理・運輸業 |
雇用形態・年収 | 正社員・500万円(収入合算・妻130万円) |
家族構成 | 夫婦+子ども1人 |
勤務地・通勤時間 | 愛知県弥富市・5分 |
社会人歴・転職回数 | 23年・3回 |
勤務先の社歴(ローン実行時) | 9年 |
物件所在地 | 愛知県弥富市佐古木 |
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アクセス | 近鉄名古屋線/佐古木駅 1分 |
物件種別・間取り | 新築建売戸建・3LDK |
購入価格 頭金 |
1,870万円 770万円 |
住宅ローン | 全期間固定金利型(【フラット35】S) |
住宅ローン 返済額 返済期間 |
月3万4,823円(ボーナス払いなし) 35年 |
引越し前の所在地 | 愛知県弥富市 |
購入前の家賃・間取り | 8万5,000円 2LDK |
ご長男の妊娠を機に、愛知県弥富市でマイホームを購入することになったMさん。出産までの限られた期間内に、思い描いた間取りの建売住宅を見つけることができました。Mさんがマイホームに求めた条件とは? お話を伺いました。
子育てを見据えて賃貸アパートを借りるも……。
転勤にともない、岐阜県から愛知県弥富市のアパートへ引っ越し。3年ほど暮らしました。2LDKの間取りで住み心地は良かったのですが、長男の妊娠が分かり、子育てが始まったら手狭になることが予想されました。
実は、このアパートを借りた当初から子育てを見据えていましたので、十分な広さの物件を借りたつもりでした。しかし、実際に暮らしてみると、夫婦2人でギリギリな状況。このエリアで2LDKの賃貸物件を探すのは骨が折れましたので、3LDKとなれば更に大変なことが予想されます。必然的に、住宅購入を考えました。
理想の間取りの建売住宅を発見!
私も夫も一戸建てで生まれ育ちましたので、「購入するなら新築戸建て」と考えていました。「弥富市内」「平屋に近い状態で暮らせる」ことを条件として、主にチラシをチェック。2軒の建売住宅を見学しましたが、1階にLDKと和室、2階に数部屋という間取りで、私たちのイメージする住まいとは少し相違がありました。
購入を決めた物件は、1階にLDKと和室、そして夫婦の寝室として使えそうな8畳の洋室もある間取り。たまたまのぼり旗を見つけ、ふらりと立ち寄った物件でした。間取りを見て、「ここしかない」と感じ、担当者さんにすぐ購入の意思を伝えました。念のため、その後一週間だけ家探しを続けましたが、思いは変わらず購入を決めました。
借地権付き住宅を購入するという選択
住宅購入の資金計画については、家探しを始める前からファイナンシャルプランナーの姉に相談。月々の返済額と当時の家賃が同じくらいになるように計算をしてもらい、予算は3,000万円台で考えていました。実際に購入した物件は、50年契約の借地です。毎月1万8,500円の地代を支払う必要がありますが、その出費を加味してもリーズナブルに感じました。
今後、夫が転勤を言い渡される可能性がゼロではないため、通常より抑えた金額で購入できる借地権付き住宅は、選択肢として「アリ」だと思いました。地主さんからは「いつか安く買ってもらおうかな」というお話もいただいていますので、将来的には買取りも視野に入れています。
借り換えで返済期間を大幅に短縮
住宅購入にあたって親からは200万円ほどの資金を援助してもらい、頭金の一部に充てました。住宅ローンに関しては、姉にお任せです。姉が当時勤めていたアルヒ株式会社で、一番お薦めだという【フラット35】Sを選びました。
購入から4年。今年に入ってマイナス金利のニュースが頻繁に報道されるようになりました。借り換えに興味を持ち、アルヒさんに相談。シミュレーションをしていただいた結果、60万円ほどのメリットがありましたので実行しました。「65歳までに返済したい」という思いがありますので、返済期間を20年に短縮しています。
今後は積極的に繰り上げ返済をしたいのですが、現在は金利がとても低いので、住宅ローン控除が受けられるうちはこのまま返済を続けた方がお得とのこと。10年後くらいに、もう一度考えてみようと思います。
家族構成が変わっても対応しやすい間取り
「出産準備を始める前に、新居へ引っ越したい」と思い、スピーディーな家探しを心掛けた結果、妊娠6ヶ月で住み始めることができました。
自動車移動が前提の立地ですが、3台分の駐車スペースがあり、とても助かっています。
1階で生活が完結する間取りで、2階には15.5畳もの空間が。子どもが走り回るのに十分な広さです。100万円程度の出費で、6畳の居室2つにリフォームもできると聞いていますので、将来、2人目の子どもが生まれても安心です。
家族やゲストを気軽に招くことができる家
新居で暮らし始めて、実家から家族が頻繁に遊びに来てくれます。駅近なので電車で来やすいですし、駐車場も余裕があるので安心ですね。和室は、ゲスト用の客間としても重宝しています。「泊まりにおいで」と気軽に誘えるようになり、家にいる時間も、ゲストを呼ぶ機会も格段に増えました。
今後は子ども次第ですが、友だちをたくさん連れて来られるような家にしたいですね。