名前・性別 | Wさん 男性 |
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年代(購入時) | 30代前後半(35歳) |
職業・業種 | 不動産業・事務職 |
雇用形態・年収 | 正社員・450万円 |
家族構成 | 夫婦+子ども2人 |
勤務地・通勤時間 | 東京都渋谷区・90分 |
社会人歴・転職回数 | 12年・3回 |
勤務先の社歴(ローン実行時) | 4年 |
物件所在地 | 神奈川県横浜市金沢区 |
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アクセス | 京浜急行本線/金沢文庫駅 25分(シャトルバス5分) |
物件種別・間取り | 新築マンション・4LDK |
購入価格 頭金 |
3,600万円 2,000万円 |
住宅ローン | 全期間固定金利型(【フラット35】) |
住宅ローン 返済額 返済期間 |
月5万円(ボーナス払いあり約10万円) 30年(借り換え後17年) |
引越し前の所在地 | 東京都港区台場 |
購入前の家賃・間取り | 7万円 2LDK |
港区台場にある駅近の特優賃(特定優良賃貸住宅)で暮らしていたというWさん。2人目の出産を目前に、マイホームの購入を考えるようになったそうです。Wさんが新居に求めた条件とは? 詳しくお話を伺いました。
<前編>
お台場の特優賃で過ごした賃貸生活
今から15年ほど前、結婚と同時に、ゆりかもめ/お台場海浜公園駅やりんかい線/東京テレポート駅に近いタワーマンションへ引っ越しました。当時勤めていた新宿へのアクセスが良く、新築なので建物はとてもきれい。特優賃でしたので、国や自治体の家賃補助があり、70平米程度と夫婦2人には十分な広さで家賃は7万円と破格の安さでした。当然、入居希望者が多く抽選倍率が50倍近くあったのですが、運良く当選したんです。エレベーターが雨漏りで停止するなどトラブルもありましたが、大きな不満はなく、5年ほど暮らしました。
2人目のお子様誕生を見据えての決断
しかし、特優賃の家賃は2年ごとに見直しがあり、だんだんと上がっていきます。出る頃には8~9万円まで上昇していましたね。また、入居して1年で長女が誕生。その後、次女の妊娠も分かり、「娘たちが成長したら手狭ではなりそう」と感じるようになりました。両親からは、かねてからしきりにマイホーム購入を薦められていましたので、家探しを始めることにしました。
見学をする中で気づいたマイホームの購入条件
無料の住宅情報誌をチェックして、始めは都内の物件を検討。4,000万円程度の予算で、気になる物件を見学しました。始めは特に条件を設けていなかったのですが、いくつか見ているうちに広さや間取りが気になってきましたね。子どもが2人いるので4LDK、今より広い80平米以上は欲しいなと思いました。
探すエリアは、割と値頃感がありながら利便性も高い、江東区の物件が多かったです。一度、江東区南砂で80平米程度の広さがある物件を見つけたことがありました。3,200万円程度と値段も手頃で気に入り、手付け金まで払ったのですが、妻があまり乗り気ではありませんでした。横浜の実家まで遠いことや、荒川が近く災害時のリスクを感じていたようで、見送ることになりました。
都心へのアクセスよりも住環境を優先
都内の条件が良い物件は高額なため、検討するエリアを横浜市内に移しました。東急東横線沿線の「菊名」「元住吉」「日吉」などを中心に5~6軒のマンションを見学。もっと郊外の戸建て物件も見学しましたが、始めからあまり乗り気ではありませんでした。見学を続けているうちに「住環境と広さを優先したい」という想いが強まり、もう少し郊外に目を移しました。
大規模な街並みに惹かれて
購入した物件は当時、大々的に広告を打っていました。最寄り駅は京急線「金沢文庫」で1,800世帯、11棟の大規模なプロジェクトが話題だったんです。これだけの大所帯なので子育て世代の入居者も多く、ママ同士のコミュニケーションが築きやすそうだと感じました。自動車で20~30分走れば私の実家がありますし、妻の実家も京急線で1本です。高台にあるので災害時の心配が少ないことも魅力でした
半分以上が売却済みという段階での購入でしたので、間取りやデザインなどを選ぶことはできませんでしたが、広さに惹かれて100平米の住戸をチョイス。10階建てなのですが、いざとなったら階段で降りられるくらいのフロアがいいと思い、3階を選びました。日当たりにもこだわり、南向きをチョイス。目の前がテニスコートなので視界が広いところも良かったです。
(最終更新日:2019.10.05)