2011年の東日本大震災、2014年広島の土砂災害、2015年茨城の豪雨災害、2016年の熊本地震と、大地震・地盤災害による被害が各地で発生している。そこで地盤ネットホールディングスは、現在地の地盤リスクの目安を知ることができる『じぶんの地盤アプリ』を開発した。
これは、専門的な知識がなくても、現在地の地盤の安全性やリスクの目安をタイムリーに知ることがスマートフォン、タブレット端末対応のウェブサービス。多くの人に地盤に対する意識を持ってもらうことを目標に、研究開発を手掛ける同社の子会社「地盤ネット総合研究所」と連携して開発し、同じく子会社である「地盤ネット株式会社」から無料提供を始めた(8月1日からサービス開始)。
『じぶんの地盤アプリ』では、即座に現在地の“地盤リスクの目安”や“地盤の安全性”を知ることができる。利用者の位置情報から現在地の地盤リスクを判定。「改良工事率」「浸水リスク」「地震による揺れやすさ」「土砂災害リスク」「液状化リスク」の5項目から判定された現在地の地盤リスクを視覚的に知ることができ、地盤安心スコアも表示される。GPS機能があればどこでも簡単に利用できる。各地点で発生した地震の回数と地震の規模(マグニチュード)を最新情報として地震発生マップで確認することも可能。過去24時間、7日間、30日間の地震発生位置と震度が地図上に表示される。また、ブラウザで動作するためPCやタブレット端末、スマートフォンなど、インターネット環境を備えた、すべてのデバイスに対応している。
【https://jibunnojiban.jp】から利用できる。
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