子どもたちの潜在能力を見付けて伸ばしてあげたいと思うことは親としてごく自然な欲求かもしれません。しかし、習い事をさせようにもお金が必要…一体どの程度で見積もっておけばいいのか気になりますよね。
そこで今回は子どもの教育費について、日常ではなかなか聞けない本音を20代から40代のお父さん・お母さん100人聞いてみました。
子ども一人毎月「約1万円」という回答が多数。子どもの年齢とともに値段も上がっていく
アンケートでは、「約1万円」に続いて「5千円以内」、そして「約5万円」という意見が多く見られました。
【質問】
習い事も含めた毎月子どもにかける教育費はいくらですか。また、毎月の教育費の内訳について、何にいくらかけているかをできるだけ詳しく教えてください。
・子供が小学生になると今までの幼稚園代とは違い、払う金額がへりました。月1万くらいです(20代/女性/専業主婦)
・習い事も含めた教育費用は、毎月1万円くらいですかね。主に水泳教室代金です。(30代/男性/自営業(個人事業主))
・週1回の英語に4000円と週2回の空手に5000円で月に合計で9,000円かけています。(20代/女性/自由業・フリーランス)
・月1万6,500円。内訳はそろばん6,500円・週2回、スイミング1万円・週4回(40代/女性/会社員)
・英会話の教室に通っており、月5,000円くらいの支払いをしております。(20代/女性/専業主婦)
・現在1歳。 Baby Kumon(ベビークモン)に通っている。月2160円。教育費はこれのみ。(30代/女性/契約派遣社員)
・5歳と3歳の子供たちにかける費用は月500円です。トランポリンサークルで週に一回二時間。本格的な習い事かというとそうでないかもしれませんが。(30代/男性/会社員)
・小学生の子に、バイオリン1万3,000円、プール7,000円、そろばん4,000円、通信教育4,000円で、月2万8,000円です。(40代/女性/専業主婦)
・だいたい5万円くらい使っている。塾に3万円でサッカークラブに2万円かけている(40代/男性/会社員)
・約5万円です。ピアノ1万円、そろばん8,000円、体操8,000円、作文5,000円、塾2万円(40代/男性/会社員)
1万円以内でやりくりしている方が多く見られます。習い事の種類や子供の年齢によって金額も微妙に変わってくるようです。ものによっては複数の習い事に通わせる余裕が生まれる可能性もあります。また、5千円以内と答えた方も多くいました。5千円以内だったらお試し感覚で習わせられるのではないでしょうか。一方、約5万円という声も聞こえてきました。本格的に才能を開花させるためには、教育費を惜しまない前向きな姿勢が肝心なのかもしれませんね。
習い事の目的は何?子どもにも家庭にも無理のない教育費を
アンケートには「約1万円」「5千円以内」「約5万円」と、色々な声が寄せられました。子どもが幼いうちは習い事にかかる費用も少ないようです。少しずつ自分のできることが増えていくにつれて、習い事のバリエーションも増え、かかる金額も上がる傾向が見られます。
習い事にかける費用が多額なら、子どもたちの得意分野を見つけるチャンスは増えるかもしれませんね。ただし、家計に無理のない範囲内で、習い事をさせてあげることも大切です。子どもが増えれば、教育費も増えてきます。それぞれの家庭に適した環境で、教育費の割り振りや計画を考えてみてはいかがでしょう。
■調査地域:全国
■調査対象:20歳~49歳の子ども持ちの方
■調査期間:2016年06月17日~2016年07月01日
■有効回答数:100サンプル
●関連記事
子どもが生まれたら医療保険は必要?
子どもにさせたい習い事や必要なスキルは?
教育資金を貯蓄しながら賢く住宅ローンを組む方法