『主婦パートの働き方に関する調査』を実施。年収は「103万円以下」が61.2%

株式会社アイデムの「人と仕事研究所」は、パート・アルバイトで働く20代~40代の既婚子持ち女性を対象に、「主婦パートの働き方に関する調査」を実施した。

1週間の所定労働時間について聞いたところ、「週20時間以下」48.6%、「週20時間超~30時間以下」33.7%、「週30時間超~40時間以下」15.2%、「週40時間超」2.5%となり、半数近くが「週20時間以下」で働いていることが分かった。

昨年1年間のおおよその年収を聞いたところ、61.2%が「103万円以下」と回答。多くが配偶者控除を意識していることが伺える結果となった。次に多かったのが「103万円超~130万円未満」20.8%で、社会保険の被扶養者となれる収入を意識している人も多いことが伺える。もし配偶者控除や第3号被保険者などの税・社会保険制度が廃止となったら、働く時間をどのように変えるか聞いたところ、45.5%が「働く時間を増やす」と回答しており、「103万円の壁」「130万円の壁」が実際に壁として作用していることが分かる。一方で、「分からない」という回答も20.2%に上っており、対応に迷っている様子も伺える結果となった。

調査の詳しい内容についてはサイトへ【https://apj.aidem.co.jp/enquete/list/1/

■調査概要
□調査対象:パート・アルバイトで働く20代~40代の既婚子持ち女性
□調査方法:インターネット調査
□調査期間:2016年5月27日~28日
□有効回答:356名

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(最終更新日:2019.10.05)