7月の住宅ローン金利は過去最低。金利低下が再加速する可能性あり!

全国750金融機関、16,000プランの中から最安・最適な住宅ローンが瞬時に見つかる住宅ローン比較検索サービス「Whatz Money住宅ローン」を運営するWhatzMoneyは、2016年7月の全国750金融機関の住宅ローン金利状況を調査した。

調査によると、10年固定金利型の主要銀行(ネット銀行・都銀・信託・地銀76行)の平均金利は、1.011%と前月比0.014%の金利低下。1.0%割れも射程圏になっており、変動金利を検討している人は金利が下がっている10年固定金利も検討することがおすすめ。10年固定金利は過去最低水準となっている。

変動金利型の主要銀行の平均金利は、1.004%と前月と変わらなかった。10年固定金利の平均金利が引き下げられて1.011%となったので、変動金利との差は0.007%。10年固定金利が金利引き下げの一方で、変動金利は引き下げがなく、変動金利の金利水準は下限に到達かとも推測される。

フラット35は6月に金利が上昇したが、今月は過去最低金利を更新した。最安金利は返済期間20年以下のプランで1.0%を割り込み、0.850%のプランもある。しかし、フラット35は取り扱い金融機関によって金利と事務手数料が違うので、初期費用を含めた比較が重要となってくる。

7月1日現在で最も金利が安い住宅ローンは、三井住友信託銀行の2年固定金利0.300%。また、その他に7月に0.3%台の金利プランがあるのは、三菱UFJ信託銀行、イオン銀行、住信SBIネット銀行、滋賀銀行、北海道労金となっている。ただ、固定金利型は、特約期間が終了すると、金利優遇幅が縮小され、一般的には金利が高くなる。さらに事務手数料や保証料なども金融機関によって異なるので、金利だけで比較するのではなく、諸費用を含めた総支払額で比較することが重要だ。

「WhatzMoney住宅ローンレポート(2016/07)」から引用
「WhatzMoney住宅ローン」サイト【https://whatzmoney.com

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(最終更新日:2019.10.05)