2016年7月1日に全期間固定金利の住宅ローン【フラット35】が0.93%(融資比率9割以下、返済期間21~35年)と発表されました。【フラット35】の金利(返済期間21~35年)が1.0%を下回ったのは、今回が初めてとなります。
【フラット35】の歴史上初の1.0%以下!!
今回発表された金利は、2016年5月に過去最低金利を更新した1.08%(融資比率9割以下、返済期間21~35年)を0.15%下回る結果となりました。
【フラット35】の金利は、住宅金融支援機構が発行している機構MBSという債権の利回りと連動しています。今回この機構MBSの利回りが0.23%となり、前回の利回りから0.13%下落したことを受けて、2016年月の【フラット35】の金利が大幅に引き下げられました。
<2016年7月度【フラット35】適用金利>
返済期間 | 9割以下 | 9割超 |
15~20年 | 0.85% | 1.29% |
21~35年 | 0.93% | 1.37% |
※ARUHIフラット35、スタンダードタイプの場合(2016年1月30日以降に申し込みした場合)
返済期間15~20年の場合、金利はさらに下がり0.85%(9割以下)となっています。すでに住宅ローンを借りている人は、返済期間を短縮して借り換えることを検討してもよいでしょう。
空前の低金利! 今こそ、全期間固定金利
1.0%を下回る金利となった【フラット35】ですが、【フラット35】Sを利用すれば、一定期間の金利を引き下げることもできます。
<2016年7月度【フラット35】S適用金利>
借入期間 | 固定期間 | 9割以下 | 9割超 |
15~20年 | 当初10年間 | 0.55% (引き下げ終了後は0.85%) |
0.99% (引き下げ終了後は1.29%) |
当初5年間 | |||
21~35年 | 当初10年間 | 0.63% (引き下げ終了後は0.93%) |
1.07% (引き下げ終了後は1.37%) |
当初5年間 |
※ARUHIフラット35、スタンダードタイプの場合(2016年1月30日以降に申し込みした場合)
【フラット35】Sは省エネルギー性やバリアフリー性など、一定の技術基準を満たすことが条件となっています。この条件を満たすことができれば金利の引き下げが適用されますので、変動金利に近い金利で【フラット35】を利用することもできそうです。
過去に例をみないほどの水準にまで金利が下がった【フラット35】。今月借り入れれば、最終返済日までずっと1.0%以下の金利が適用されることになります。変動金利のように金利が上昇するリスクもないとなると、今月の金利は非常に魅力的な金利といえるでしょう。全期間固定金利【フラット35】が1.0%を下回った今がまさに住宅購入のグッドタイミングと言えるかもしれません。
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(最終更新日:2019.10.05)