名前・性別 | Uさん 男性 |
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年代(購入時) | 30代後半 |
職業・業種 | WEBディレクター・IT |
雇用形態・年収 | 正社員・400~600万 |
家族構成 | 夫婦 |
勤務地・通勤時間 | 東京都中央区・45分 |
社会人歴・転職回数 | 16年・3回 |
勤務先の社歴(ローン実行時) | 1年 |
物件所在地 | 東京都江東区 |
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アクセス | 都営新宿線/東大島駅 10分 |
物件種別・間取り | 中古マンション・3DK |
購入価格 頭金 |
2,550万円 80万円 |
住宅ローン | 全期間固定金利型(【フラット35】S)9割+変動金利(半年型)1割 |
住宅ローン 返済額 返済期間 |
約月9万円(ボーナス払いなし) 35年 |
引越し前の所在地 | 東京都杉並区 |
購入前の家賃・間取り | 7万円 1K |
結婚のタイミングで、マイホームの購入を考えるようになったUさん。無理のない価格で賢く購入できるよう、検討を重ねながら物件を選びました。江東区の中古マンションを購入した経緯について、その一部始終を追います。
<前編>
結婚・子育てを見据えて
独身時代は、JR中央線/阿佐ケ谷駅から徒歩圏内のマンションで暮らしていました。商店街があって適度に賑やかで交通の便も良好。とても居心地の良いエリアで、狭いながらも一人暮らしには何の不自由もありませんでした。
しかし、結婚が決まり、将来子どもが生まれたら、「子育てがしやすい環境を重視したい」と考えるように。加えて「もっと広い部屋に引っ越したい」と思うようになりました。
借りる場合と買う場合を比較検討
毎月の家賃を払った場合と、マイホームを購入した場合、それぞれに掛かる費用をシミュレーションしてみました。すると、私の計算では、賃貸マンションを借り続けるよりも、購入する方が月々3~4万円程度お得という結果になったんです。
物件購入価格とは別に、修繕積立金や管理費、諸費用、仲介手数料といった費用が掛かることも考慮して、まずは2,000万円以内の予算を設定。住宅購入に向けて動き始めました。
中央線や京王線沿線のマンションを探して
予算の関係から、費用を抑えやすい中古物件の購入が現実的だと思いました。中古戸建ても考えたのですが、妻と話し合った結果、「日々の管理やメンテナンスが楽なマンションがいい」ということになり、リノベーション済みのマンションを探し始めました。
まずは、住みたいと思うエリアの不動産会社に飛び込み、物件探しを開始。近所を歩きながら良さそうな物件があれば内見をさせてもらう、を繰り返し、様々な物件を見て回りました。元々暮らしていたJR中央線沿線では、杉並区周辺の物件を10件ほど検討。しかし、2,000万円以内の予算では、とても手が届きませんでした。
そこで次は、京王線沿線を探すことに。調布や府中の物件を紹介してもらい、中でも調布では5件ほど内見しました。ここでは閑静な住宅街で十分な広さもある物件が見つかったのですが、購入には至りませんでした。
23区の東側に照準を絞って
当初はJR中央線や京王線沿線などの“東京の西側”を中心に物件を探していましたが、以前暮らしていたことがある、JR総武線/亀戸駅を中心とした東側エリアにも目を向けるようになりました。
まず目を向けたのは、亀戸駅から近いため土地勘があって通勤がしやすそうで、しかも23区内では比較的費用もリーズナブルな印象だった、都営新宿線/大島駅の周辺を探すことに。大島駅近くの不動産会社に飛び込み、「2,000万円前後」、「中央線近く」、新耐震基準や【フラット35】の借り入れ条件を意識して「築30年未満」、住宅ローン控除の要件である「50平米以上」という条件を提示し、物件を紹介してもらいました。
住環境の良いリノベ済みマンションを購入!
最終的に購入を決めたのは、都営新宿線/東大島駅から徒歩10分のフルリノベーション済み物件。内装がとてもきれいで、第一印象から良かったですね。生活する上で必要なお店や施設も一通り揃っていながら、あまり賑やか過ぎない周辺環境を妻も気に入ってくれました。また、墨田区・江東区・江戸川区に親戚が多く住んでいること、ちょうど物件を検討しているタイミングで勤務先の移転が決まり、都営新宿線で通いやすそうなことなども加味し、決断しました。
(最終更新日:2019.10.05)