住宅ローン金利は4月も低下! 全国750金融機関の住宅ローン金利状況を調査

全国750の金融機関と16,000の住宅ローンプランを比較でき、日本一の網羅性と世界最速レスポンスを誇る住宅ローン比較検索サービス「 WhatzMoney住宅ローン」を運営するWhatzMoneyは、全国750金融機関の住宅ローン金利状況を調査し、その内容を公表した。

日本銀行によるマイナス金利が導入されてから初めて迎える新年度初日の4月1日、住宅ローン金利の見直しが一斉に行われた。その結果4月1日現在で最も金利が安い住宅ローンは、三井住友信託銀行の2年固定金利0.300%。その他、0.300%台の金利プランがあるのは、三菱UFJ信託銀行、イオン銀行、住信SBIネット銀行、滋賀銀行だった。ただ、事務手数料や保証料などの諸費用は金利に関係なく各金融機関が定めているため、金利だけでなく、諸費用を含めた総支払額で比較することが重要だ。

10年固定金利型の主要銀行(ネット銀行・都銀・信託・地銀)80行の金利動向については、9行が3月から金利を引き上げており、他の71行は変更なし、または引き下げていた。地方銀行を中心に金利の引き下げが行われたため、平均金利は前月比0.040%低下の1.046%となった。ただ2月から3月への金利引き下げが0.104%であったことを考えると、金利引き下げ余地は限定的と予測されるため、借り換え検討はこの数ヶ月内に行うことがおすすめだ。

変動金利型の主要銀行80行の平均金利は1.075%と前月比0.030%の低下となった。しかしマイナス金利導入後の金利低下は限定的であり、さらに金利が引き下がる可能性は少ないと予測される。また、従来はネット銀行中心の取り扱いであった保証料ゼロプランが地方銀行や信用金庫、労働金庫、農協でも見られるようになっており、金利だけでなく、保証料も含めた比較が重要となってくる。

フラット35についても、4月に過去最低金利を更新している。フラット35は取り扱い金融機関によって金利が異なるため、金利を比較することが重要だ。さらに事務手数料も各金融機関で異なり、ゼロ円プランを取り扱う金融機関もある。これらも含めて住宅ローンを選ぶことが重要になってくる。

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(最終更新日:2019.10.05)